従来のイメージを一新する『ナボコフの塊』ほぼ本邦初訳作品! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

「絶望名人カフカ」頭木ブログ

『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

『ナボコフの塊』入手!
手にした感じもまさに塊。
448頁もあって、ほぼ本邦初訳作品。
ナボコフにはこういう面もあったのかと、従来のイメージを一新するのもあり、
ナボコフが一気に多面的になった感じ。
全作品解題と索引が付いているのも嬉しい。

『ナボコフの塊』秋草俊一郎・編訳 作品社
詳しい内容紹介が、こちらにあります。

http://yakusunohawatashi.hatenablog.com/entry/2016/06/17/141214

既訳の新訳もいいけれど、こういう初訳こそ、やはりなんとも嬉しい!


ナボコフの塊――エッセイ集1921-1975/作品社

¥4,104
Amazon.co.jp