落語の連載の7回目です。『望星』11月号が発売になりました! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』を連載させていただいている、
月刊『望星』(発行・東海教育研究所 発売・東海大学出版部)の
11月号が発売になりました!
どうぞよろしくお願いいたします!

http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/


望星 2015年 11 月号 [雑誌]/東海大学出版部

¥600
Amazon.co.jp


初めて落語を聞くと、
ぜんぜん面白くない落ちで、お客さんがどっと笑っていることに、
「えっ、こんなので面白いの!? 」と驚いてしまう人も少なくありません。
笑いのレベルが低いと思ってしまう人も。
でも、それは大いなる誤解です!
そんな話もからめながら、今回は「落ち」の話の締めくくりです。

「落語は落ちが命」とか耳にしていて、
実際に落語を聴いてみて、
落ちが面白くなかったり、意味不明だったりして、
それでもう落語を聴かなくなってしまう人は少なくありません。
食わず嫌いではなく、ちゃんと聴いてみて、つまらなかったと。
でも、これは本当にもったいないことなんですよね(>_<)

……

『望星』の今月の特集は、
「独りでやる老い支度——傾向と対策の極意!」
うーん……。