の7月号が、
本日6月15日に発売になりました。
望星 2015年 07 月号 [雑誌]/東海大学出版会

¥600
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『望星』ホームページ
『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』という、
落語に関する連載をさせていただいております。
今回はその3回目です。
これまの2回は前置き的な話でしたが、
今回からいよいよ落語についてです。
落語は「落ちが命」と言われます。
ところが、
落語を初めて聴く人がいちばん戸惑うのは、
「落ちの意味がわからない」「落ちが面白くない」「落ちまでやらずに途中で終わった」
というようなことです。
落ちが命なのに、
なぜ面白くない落ちがあるのか?
この素朴な疑問は、
じつは、
「なぜ落語は面白いのか?」
「なぜ落語は他の物語と異なる構造を持っているのか」
ということにつながる、
とても重要な問題を含んでいると思うのです。
今回から、そのお話を始めさせていただいております。
ちょっと読んでみていたたたけると、
とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
……
なお、今月号の『望星』の特集は、
「鉛筆には神サマが宿る?」
です。
鉛筆好きにはたまりません!