初めてのエッセイを書きました!「月刊 望星」東海大学出版会 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

本日6月15日(金)発売の
月刊誌『望星』(東海教育研究所発行 東海大学出版局発売)
に、エッセイを書かせていただきました。

「望星」

エッセイを書くのは初めてです。
喜んで書かせていただきましたが、
いかにも初めてらしい、
肩に力の入ったものになってしまいました(^^ゞ

「ローカル文学の逆襲!」という特集で、
執筆しておられるのは、
芥川賞受賞で話題になった、田中慎弥さん、
怪談文学の第一人者、東雅夫さん、
福島県在住の詩人、和合亮一さん、
そのほか、そうそうたる方々です。
末席に加えていただけて光栄です。

「宮古島でカフカを読む」
というお題をいただいて、
宮古島に移住した理由なども含めて、
書かせていただいております。

ラフカディオ・ハーンと同じくらい有名になってほしい、
ロシアの言語学者で民俗学者の
ニコライ・ネフスキーについても書きました。
ロシアからやってきて、
日本が好きで、日本人の奥さんをもらい、
北海道と宮古島の研究をした、
とても興味深い人物です。
柳田国男や折口信夫などとも懇意だった人です。