こんばんは🌃✨
今日はいつもと少し違う授業内容でした。午前中は中国語で映画を見たり、午後は太極拳をしたり…☺
ですが、今日のメインはそこじゃないので全て割愛
先輩が別のブログでまとめてくださっているので、興味ある方はこちらからどうぞ!
ということで、今日のメインは
網師園と昆劇の観賞です!
まず、網師園は退思園(詳しくは僕の中国留学8日目をポチっとな)と同様に世界遺産に登録されています(時期は網師園の方が少し先ですが)。他の庭園と比べると少しコンパクトですが、その狭さを全く感じさせない造園技術と、至るところに施されている精緻な仕掛けが評価されています。そのため、例えば銭大昕という人が書いた『網師園記』には、「この庭園は面積が小さいが、曲がりくねっていて果てしなく感じる」と綴ってあったり、陳従周という人は、「この庭園は蘇州の庭園の中で最もすばらしく、全国の庭園の中でも上等の部類に入る」と述べているそうです。
僕もこのブログを書く際に多くの記事を読んで勉強しましたが、知れば知るほどおもしろく、もう1回行きたくなりました(笑)
次に、昆劇(昆曲)とは中国の伝統劇で、高い芸術性とその繊細さや優美さから、2001年にユネスコの世界無形遺産に登録されました✨
また、昆劇は僕が留学している土地「蘇州」が発祥の地でもあります!
ちなみにYoutubeでも昆劇を見ることができます。英語の字幕がついた分かりやすい動画のリンクを貼っておくので、よかったら見てみてください → 昆劇の動画
その昆劇がなんと網師園の中で見れるということで、早速入っていきました🏃💨
まず見たのは『十五貫・訪鼠測字』という昆劇です。会話はオール中国語。ちょいちょい単語は分かりましたが、何を言ってるのかさっぱり…
後で、今回同行してくれた蘇州大学の日本語学科の生徒に内容を聞いてみると、何と理解不能だったそうです 何でも黒い人は標準語で話していたのですが、青い人が蘇州弁で話していたらしく全く聞き取れなかったそうです。
自分でいろいろ調べた結果、詳しい内容は分かりませんでしたが、タイトルだけ知ることができました。
また調べた結果、この劇はおそらく測字占いという占いのワンシーンだと思われます。
測字占とは、漢字を一文字使って占う卜占の一種ですが、調べてみると結構おもしろかったです。また機会があれば書きます!
その後は、『蘇州評弾』と呼ばれる弾き語りを聞いたり、
〈琴と舞いのコラボ〉
〈牡丹亭〉
昆劇の代表作品である『牡丹亭』を観賞したりしました。
〈琴の演奏〉
庭園については書きたいことがたくさんありましたが、また長くなってしまっては困るので、あり得ないほど網師園について詳しく書かれたリンクを貼っておきます→ こちら
最後に、万巻堂と呼ばれる所で中国の古楽器の三重奏を聴きました。
〈万巻堂と演奏〉
庭園めぐりは、やはり知識があるのとないのでは見る価値が全く異なると思います。また、見たときは知識がなくても、後で調べたらこういうことだったんだ!と新たな発見が必ず見えてきます。そういった驚きや喜びを是非味わってほしいです。
帰りにお土産屋さんでお土産を買いましたが、ぼったくられたのはまた後日話します(笑)
それではおやすみなさい
再见👋