夏旅Day 5:Head-Smashed-In Buffalo Jump | Let's go wherever you want to go!

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~期間限定California生活~

夏旅5日目。




カナダに入って、Waterton Lakes国立公園を駆け足でまわったら↓



再びドライブ車



次の目的地が5時に閉まるので急ぎ足ですダッシュダッシュダッシュ





が、カナダに入ってmile→kmに変わって、

馴染みのあるkmだーブルー音符と思ったら、

意外にも自分がmileの方に慣れてしまってる事に気がつきます。


曲がり角のタイミングが、思ったより早く来て慌てますアセアセアセアセアセアセ



制限速度も遅くて、とばせない〜〜〜っ驚き





気を紛らわすために、景色を楽しみながらドライブしました。




さっきまで見えていた勇壮な山々がどんどん遠くなり、

代わりに畑が広がりだし…


黄色の花畑チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄





菜の花かな?キャノーラオイル?




しかもなんだかまた雨雲に向かってる…タラー





この数日、ちょっと天気が悪かったのだけど、

時々稲妻も見えるほど真っ黒な雲が前方に…タラー




途中パラついて心配しましたが、うまいことやり過ごせたみたいで、幸い目的地も晴れてました晴れ




 Head-Smashed-In Buffalo Jump





世界遺産です。






かつてこの地に住んでいた先住民(ブラックフット族)が行っていた狩りについて学べる場所です。

 



先住民が狙うのはバイソン。



イエローストーンで群れをなすバイソンを見て↓


実際にそのお肉も今では近所のスーパーにも並ぶし、あちこちで食べてきましたが、

この地に住む人々も昔から捕まえて食べていました。




狩りの準備は何日か前から始まります手裏剣



オオカミに扮する村人が、オオカミの毛皮を被ってバイソンの群れの周りをチラリ、チラリ。

風を使って臭いを漂わせたり。



バイソンは当然それに気付くわけでハッ




オオカミさんは存在をアピールしつつ、ほどほどな距離を保ちながら徐々に包囲して行き、

バイソンは続く緊張感に、イライラソワソワフラストレーションをためていくんだそうむかっくんのか?こねーのか??むかっ




その間、他の村人はバイソンを誘い込む通路を作っていきます。


数メートルごとに岩や薮や土などを小山みたいにして盛って。





そしてバイソンのイライラもマックスになってきたところで作戦決行炎



オオカミ係が吠えながら一気に追い立てます。


バイソン逃げますアセアセアセアセアセアセ


他の村人は、築いておいた小山と小山の間を埋めるように立ちはだかって、布や枝を振り回して壁のようになります。


 


逃げ道は一つ。





バイソンは巧妙に作られた道(罠)を走って走って逃げて逃げて…



一気に崖から真っ逆さま…



ほとんどは頭から落ちて即死なんだけど、わずかに生き残るものも下に待ち受ける村人が全てトドメをさして殺していくナイフ弓、ハンマー、、、


もし生き残って逃げられた時、別の群れに告げ口されて「あの場所は危険だ」ってバレてしまうのを防ぐためだったそう。



この方法で、うまくいけば一度で相当な数のバイソンを捕まえられます。




村人はすぐにその場でバイソンを解体。





崖下に広がる平地には村人の生活する村があって、

肉は薄く切って干して保存、粉末にしてベリーと混ぜたものが好んで食べられていたとか。


そして皮や毛皮、内臓、角なども全て利用していました。





このような狩りが何十年と続いて、

崖下にはそのバイソンの骨がうず高くつみあがっています。





狩りの最中に巻き込まれた村人がいて、崖下で折り重なるバイソンの重みでその村人の頭も潰れていたので、「Head-Smashed-In」と呼ばれるようになったのだそう。



雪深く冬の風が吹き荒ぶこの地で、崖はそれを防ぐ役目もあって、近くには川も流れていることで、食は多様。


年間を通じて生活するのに適した場所でもあったのだとか。





こんな風に高度に組織化された狩猟生活が、この辺り一帯、7000年以上前から何世代にもわたって行われていたんだけど、

この場所は特に長い間行われていて(発掘調査では少なくとも4つの文化で行われていたことがわかっている)、

北米で最も古く、最大で、保存状態も良かったことから、遺構として保存されているようです。



※ちなみに、アメリカ・モンタナ州にも似たような遺跡があります(First Peoples Buffalo Jump State Park)。





展示も多く、英語が読めなくてもわかりやすくまとめられた映像が館内のあちこちで上映されていて、とても充実した施設でした。






足下にはまだたくさんのバイソンが横たわるのかな…?




もともとは20mくらいのもっと切り立った崖なんだけど、

骨などが積まれていって、

狩りが行われていた時代の最後の方は、10mくらいしかなかったらしい。




閉館前に帰路につきました車





本日の宿はLethbridgeという町のホテル。


 Fairfield Inn & Suites Lethbridge





で、カナダに来たのだから、食べたいものがありますナイフとフォーク


カナダの国民食プーティンカナダ



去年カナダ旅行で食べて美味しかったNew York Friesが、近くのモールに入っていましたむらさき音符↓去年のカナダ旅行





さすがにプーティンだけじゃ足りないのでフォーを。



食後のデザートは、野菜やフルーツを補うスムージーやボバ。


Booster Juiceも去年トロントの空港で飲みましたジュース




フードコートだと、それぞれの好きなものが選べて便利ですピンク音符





フードコートで一年ぶりのプーティンを食べてる間に雨をやり過ごして傘

ホテルに戻ったらこの旅最後になるだろうお洗濯をして、長い長い一日が終わりました。






続きます。





最初から。







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