11/18/2022②
独立宣言にまつわる歴史を学び↓
次は、こちらもインディペンデンスホールで開催された憲法制定会議で決まったアメリカ合衆国憲法(UnitedStates Constitution)にまつわる施設National Constitution Centerへ。
"We the People"から始まる文書と同じ書体のデコレーションがあるけど、
この書体正直見にくくない???
1787年9月17日に作成され、1788年に発行、そして現在まで機能する世界最古の成文憲法なんだそうです。
独立宣言時の13州の政府の構造を示し、政府がどのように機能するかを説明したもので、住む人々に権利を与える。
重要なのは、すべてのアメリカ人が公正でかつ敬意をもって扱われるべきだという事。
たたき台は、その後第4代大統領となったジェームズ・マディソンが起草したヴァージニア案だったため、マディソンは「アメリカ合衆国憲法の父」と呼ばれるそう。
もともとイギリスの法律の専門家だったんだって。
司法、行政、立法
この三権分立が憲法の最も重要な特徴で、
そして、何度読みかえしてもなかなか理解できない苦手な部分です
施設内に入ってチケット売り場からすぐのところには、歴代大統領のポートレートが。
現大統領のバイデンさんは正面にあって、写真撮ってなかった…
そして、アメリカの50州の旗と、それぞれが州として確立された日の刻印がありました。
カリフォルニアは1850年9月9日でした。
館内には課外活動で来てるみたいな子供たちがいて、
投票のブースにあったこんなアトラクションでは、オバマさんが勝つたびに大歓声
大人気なんだね〜。
他にも、奴隷のこととか、女性の参政権とか、リンカーンのこととか、
三権分立についてわかりやすく説明するコーナーも。
州が増えることを事前に予測してたのと、
もちろん出していきなりびったりハマるとはもともと考えてなかったらしく、
1788年に発行されてからも、あちこち修正・改定がされたそう。
奴隷についての考え方一つとっても、起草者の中に賛成反対両方あって、しかも「解放すべきだ」っていいながら生涯で相当な人数の奴隷を雇ってた("雇う"という言葉もおそらく違うよね、"所有"かな?)人もいたぐらいだから、一筋縄ではいかない問題だったんだろうな…
いかん
思っていたより展示が盛り沢山で、いちいち資料をみてたら時間がかかり過ぎる
そのぐらい、起草・署名されてから現代に至るまでの資料が盛り沢山の施設でした。
というわけで、ギフトショップにちらっと立ち寄って次へと移動しました。
続きます。
それにしても、、、
こんなこと言ってあれなんだけど、
独立宣言とか大陸会議とかその時代、どんだけヒーロー級の人物が多かったんだろう!
黄金世代か!いや、年齢は幅広かったみたいだから違うか…
ジョージワシントンが初代で、内閣というかその補佐的な位置にその後の大統領をつとめる人物が何人もいて、大統領にならずとも、彼らを支える心強いメンバーが何人もいて議論して…
それに比べて、、、
現代がなんか薄っぺらいというかなんというか、、、
日本も特にそんな気がするけど、選択肢の無さというか、、、年寄りばっかっていうか、、、
それを考えると、あれだけのメンバーが勢揃いして、起きるべくして起きた歴史的な変革だったのかな?なんて気もしたりして。。。