11/18/2022 ①
今日も朝から寒い
テレビのお天気予報も、寒波が来てるとかニューヨーク州の北部の町が積雪してるだとか言ってる。
みーくんは旅行の直前から喉の痛み、しーちゃんはずっと肩が痛いと言ってる、パパはまだ出張からの時差ボケと体調不良、とりあえず元気なのはママだけという…
そんな状況の中、フィラデルフィア観光の始まり〜
まずは、事前に予約していたIndependenceHallのツアーに参加します。
ここは世界遺産に登録されています。
まずはじめに法廷?裁判所?の部屋の説明を受けました。
奥の壁に掛けてある絵の説明をしていたと思ったけど、今見るとレンジャーさんが掲げてる絵と壁の絵違うねぇ…
ユニコーンって単語は聞き取れたんだけど…
そしてコチラが、独立宣言書に署名した歴史的な部屋Assembly Room↓
グリーンで統一されたお部屋です。
13州からの数人の代表者達が各テーブルについた1776年の7月4日、大陸会議は満場一致で独立宣言を採択しました。
この席にニューヨークの代表者が、ここはペンシルベニアでフランクリンがここ、ヴァージニアはここで、ジェファーソンはここに座って、と臨場感あふれる説明でした。
トーマスジェファーソン、ベンジャミンフランクリン、ジョンアダムズらが、数百年前にここに集っていた…
独立宣言書の目的は、自分たち13の植民地がなぜイギリスから独立したいのかを発表して説明する事。
一番前の席の椅子は、憲法制定会議の時にジョージワシントンが座っていた椅子。
背面に太陽の彫りがあって、 Rising Sun Chairと言うそうです。
なんでも、議長がここに座って話してるのを見てたフランクリンは、会議の流れに一喜一憂しながら、この太陽が「昇る太陽なのか沈む太陽なのか」気になってたんだそうで、
聞き取れない英語の説明に食らいつこうと無駄にあがくわたしは、太陽の上のきのこが気になってしょうがなかった
最終的にはうまく話がまとまって、「それは昇る太陽だったんだ」ってことでRising Sun Chairになったんでしょうか??
そんな30分ほどのツアーでした。
歴史ある施設で、アメリカの歴史に触れたひとときでした。
時計塔は今も時を知らせています。
初代大統領ジョージワシントンとインディペンデンスホール。
その足元には、エイブラハムリンカーンが演説で立った場所が記されていました。
お隣に建つのはアメリカ最初の最高裁判所Congress Hall。
次は、昔はこの時計塔の塔に設置されていたベルを見に、道を挟んだ反対側にある建物へ…
Liberty Bell Centerには、多くの資料とともに、本物のリバティーベルが展示されてます。
正直な感想を言うと、思ったよりちっさー…
日本のお寺の鐘の方がおっきいです。
そして、特徴でもあるヒビ。
鳴らした一発目でもうヒビ入っちゃったらしい
で、何度か修復したのに、ジョージワシントンのお誕生日に鳴らしたら、修復不能なレベルまでクラックが入っちゃって、それ以降もう鳴らさないようになったらしい。
そんな感じで、時を告げるためのベルというよりは、何かイベントの開催のお知らせとか著名人の死去を知らせるために鳴らされたみたいで、なのに独立宣言が採択された7月4日には実際には鳴らなかったっていうのが驚きでした。
(この鐘が鳴らされたっていう証拠がないんだって)
これが独立宣言書。
どれが誰のサインか探しました。
(56人分あるのかな…?)
こちらの原本はワシントンD.C.のナショナルアーカイブスに展示されてます。
ベルに刻まれているのは日本語で「地球全体と住む者すべてに自由を宣言せよ」という旧約聖書の一節。
自由の象徴として世界中を回って万博とか色んなところで展示されたらしい。
キング牧師との写真もあったり、トーマスエジソンはサンフランシスコで一緒に写真に収まってた。
そんな世界のたくさんの歴史を見ながら、人々に"自由"をうたってきたリバティーベルは、世界中にレプリカがあるそうで、日本でも日比谷公園に設置されてるそうです。