間質性肺炎の父(17) | 人間万事塞翁が馬

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~単身赴任中の夫と、こども3人を育てる、40代専業主婦のブログ~
2022年にアメブロを開始して少しの記事をアップしましたが、介護や育児に追われて更新できずにいました。2024年これから本格的に更新していこうと思います。2022年にアップしたブログは一旦削除しました。

 

 

 

実家への連絡をし、たままた来ていた姉に状況を報告した。

母へは、姉から話してもらった。

 

私は診察室前に戻り、看護師さんから呼ばれるのを待った。

 

父の処置が落ち着いて診察室に呼ばれると、父は別途で横になっており、点滴をしてもらっていた。車いすではしんどそうだったけれど、横になり少し落ち着いたようだった。

 

入院に際して、個室にしていただいた。

大部屋にはいるような状況じゃないと思ったからだ。

 

少しして入院部屋の準備ができて、入院病棟へ移動した。

 

入院ベットで落ち着いた頃には、険しかった父の表情が少し落ち着いたものになっていた。

ここ数日、調子も悪く動作時は苦しさもあった。

入院に際して、車での移動、車いすでの院内移動やトイレなど、かなりしんどかったようだ。

 

「入院して落ち着いたらホッとした」と言っていた。

 

家が良い、入院は嫌だといつも言っていた父が、そのように言ったことが、しんどさを物語っていた。

 

この時点でお昼が過ぎ、入院セットなどは、翌日に持ってくれば良いと言ったので、そうさせてもらった。

テレビカード、飲み物やその他の購入できるものは、併設のコンビニで購入して、帰宅前に病室へ持ち込んだ。

 

本来は入院病棟での面会者が居られる時間は30分程度だったが、少し父が落ち着くまでとお願いして長めに滞在させてもらった。

 

病院へは姉の車で送ってもらったので、タクシーで帰ろうと思ったが、病院のタクシー乗り場にタクシーがなく、受け付けの方にお聞きしたら、今から電話で手配いたしますよと言っていただいたが、歩いてつかまえればいいやと思い、お断りして、道路に出た。

 

帰宅の方向に歩きだしたが、走っている車はすでにお客さんが乗っていたり、迎車中で乗れず、結局20分くらい歩いて、やっと自宅とは逆方向に向かって走っていたタクシーを捕まえることができた。

 

歩いていた20分、近隣のタクシー会社に電話をした。

しかし、電話に出ない、電話がつながっても配車できる車がありませんと断られた。

 

乗車できたタクシー運転手さんに聞いたところ、「今、コロナ以降、運転手不足なんで、タクシーが減っているんですよ」とのことだった。

 

コロナでタクシーが減り、少し台数は戻ってはきたが、依然少ないとのこと。病院でお願いしてタクシーをお願いするのが一番確実とのことだった。病院提携のタクシー会社は、病院を優先してくださる仕組みになっているそう(その運転手さん曰く)。

 

それと、アプリの”GO”で呼ぶのが一番ですよ!便利ですから、乗る機会があるのであれば、入れてください!とアドバイスいただいた。

 

すぐにアプリを入れた。

 

それまでタクシーを使う機会が少なかったが、何度か手配するシチュエーションがあり、とても便利で助かっている。