とうさんはすごいね。
「老人クラブを作りたいんだ」と言った時のこと覚えている?
それはとうさんが「花縁」という社会の一員として生きていくことを決めてくれた日だったんじゃないの?
わたしはそう思っているんだ。
家に帰って暮らすことができなくて、家族からもないがしろにされていると感じて、首を吊るまねっ子をしてみせて、そんな思いでいたとうさんが自分の生きざまを見直して、多くの人に喜んでもらいたいという気持ちから「老人クラブ」を作ると言った。
何よりもみんなに楽しんで、喜んでもらうことが目的だったよね。
みんなが喜ぶことをしたいと。
みんなが喜ぶ顔が見たいと。
それが目的だったよね。
やっぱり人はいくつになっても誰かのために頑張ることを忘れない。
人のためになることが、人の役に立つことが、人が生きていくためには必要なことなんだということを教えてくれたんだよ。
実践パーソン・センタード・ケアという本を読む前に、とうさんからわたしは教えてもらった。そう思っている。
ありがとう、とうさん。
いまでは老人クラブから婦人部、そして青年団まで広がったでしょ。
とうさんはこの組織の創設者だからね。
その功績は大きいよ。
これからも見ていてね。
とうさんを見習いながら取り組んでいくから。
わたしたちの方向性はとうさんの功績から見つけ出すから。
それがとうさんに対しての恩返しだと思うから。
ありがとう、とうさん。
ありがとう、とうさん。
ありがとう、とうさん。
安らかにお眠りください。
ありがとう、とうさん。