今回は設定編である。
まずはPi-Star側の設定だ。
Raspberry PiのIPアドレスがわかったので
同じネットワーク内のWindows PCのブラウザから
192.168.0.15
と入力して接続する。
Windows PCのWebブラウザで設定作業を行うのだ。
なお、今回の設定はDHCPになっているのでIPアドレスは変化する。
固定IPにするには別途設定が必要である。
接続するとGUIでの設定画面が表示される。
万が一、設定を間違えて終了しても設定画面はいつでも呼び出す事が出来る。
したがって安心して設定作業をする事が出来る。
IDとパスワードはディフォルトでは下記のとおりである。
ID pi-star
PW raspberry
設定にあたって準備しておくのは
使用モード(D-Star、DMR、C4FM)は何か。
運用周波数はどこか。(DVモードが使える周波数帯)
Hotspot(マイノード)に別のコールサインを設けるかどうか。
具体的な設定についてであるが僕の環境では以下のようにした。
コントロールソフト:MMDVMHost(DV-Mega Mininum Firmware 3.07 Required)
コントロールモード:Simplex Node
D-Starモード:有効にする(ID-51で運用するため)ちなみにこれ以外のモードは無効にした。
MDVMディスプレィタイプ:None
Hostname:Pi-Star
ノードコールサイン:自分のコールサイン
周波数:438.750.000 DV(デジタルボイス)が使える周波数
緯度:QTHの緯度
経度:QTHの経度
市町村:QTHの市町村名
国:QTHの県名 JAPAN
URL:http://www.qrz.com/dB/自分のコールサイン (QRZに登録してなくてもエラーにはならないようだ)
Autoにチェック
Radio/Modemタイプ:DV-MegaRaspberry Pi Hat(GPIO )-Single Bnad(70cm)
ノードタイプ:Private
システムタイムゾーン:Asia/Tokyo
ダッシュボード言語:japanese_jp
RPT1コールサイン:自分のコールサイン及び B(B固定)
RPT2コールサイン:自分のコールサイン及び G(G固定)
ircDDBGatewayパスワード:任意の文字列
ディフォルトリフレクタ:XRFxx0 B(任意のリフレクター)
APRSホスト:tokyo .aprs2.net(任意のホスト)
ircDDBGateway言語:English_(UK)
時刻アナウンス:オン
これでRaspberry PiのPi-Star側についての設定は完了である。
次回は無線機(ID-51)側の設定だ。