耄碌妄想日記 No.168 | 楓坂四駒堂

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4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

連日の酷 

お見舞い申し上げますぅ。

トロピカルカクテル

 

坂四駒堂」

耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.168でおます!

 

当ブログは

曜日 午前0時

週2回更新しております。

 

 

 

パリはえているか?

 

「オリンピック」の開幕クラッカー

パリも暑いんでしょうね…?

湿度、低いからそうでもないのかな…。

 

クソ暑い中

毒を吐くのもなんだかなぁ…と思いつつ

 

身も蓋もないことを言えば…

何となく違和感のある

「平和の祭典」という言葉。

 

今も毎日、子供たちを含め

多くの罪なき人々が「正義」と呼ぶ「狂気」により

虐殺されているというのに…

 

スポーツナショナリズム…

それぞれが国威発揚、愛国心を競い合って

それがどう「平和」に結びつくのか?

ドクロ

 

野暮なこと、言うても

所詮あの体質の「IOC」

 

 

今大会…

6年間部活経験のある「バスケット」

後「馬術」に知人が出たんで…

それ以外、私は

なでしこ女子サッカー日本チーム

だけでいいかなぁ…

サッカー

 

後は、暇も興味もないんで…

しかし、ハラハラドキドキだった「ブラジル」戦。

 

敗色濃厚の

アディショナルタイムでのドラマ

 

崖っぷちで得たPKを買って出た?

キャプテン「熊谷」の心意気!クラッカー

 

名古屋出身「谷川萌々子」

鳥肌モノの

漫画みたいな逆転シュート!

 

リアルタイムで観てて良かったわぁ!

怒り

私の「パリ五輪」は

この一戦だけで十分です。

 

いやぁ…満足、満足!ラブラブ

 

でも、まもなく「ナイジェリア戦」

決勝トーナメントには行くっしょ

 

ともかく!

「オリンピック」における栄誉はクラッカー

それぞれの選手に与えられるべきもの…

選手のみなさん、どうぞベストを尽くしておきばりやす!

オリンピックに「敗者」などいてまへんで!

わんわん

 

 

とは言ったものの…開会式

無観客の「東京」と比べるのもなんですけど…

ああ…比べちゃうか…やっぱり

 

宗教的なクレームは

ようわかりませんが…

 

数々の歴史的・文化的建造物の並ぶ街並を背景に

♪Imagin♪愛の讃歌

 

久々の「セリーヌ・ディオン」

感動したなぁラブラブ

 

ちょっと複雑だけど…

すごいな…「パリ」

わんわん

 

 

はい!悪態、ついてないで

桃ちゃんへ行きます!

 

 

 

 

 

 

 

三匹目の予感…

今回もまたオチもなく次回へ

 

次回曜四コマ、「世界むかつき話」です。

どうしようかなぁ…

 

 

 

 

 

 

遥かなるスクリーン

 

ハイスクール・ララバイ篇52

 

邦画におけるシリーズ映画の考察

※見事に適当なサブタイトル

 

日活篇1

「渡哲也」その4

 

 

♪あの夏の光と影は

 どこへ行ってしまったの

 思い出さえも 残しはしない

 私の夏は 明日もつづく

 

 ※詞・吉岡オサム

 ♪天城越え「吉岡治」の旧筆名。

 

 わが青春の「渡哲也」とか言うてます。

 …この人への思い入れの深さ…

 

 それは1966年…高校2年の夏のある日

 クラスメートの女の子が何気につぶやいたひと言…

 「〇〇君て、渡哲也にちょっと似てるね…ドキドキ

 

 ほんま、あほでっしゃっろ?

 その瞬間に「渡哲也」は私にとって特別な存在になりました…ああ!あせる

 青春前期ってそんなものです…。よだれ

 

 わが「吉永小百合」との共演作「愛と死の記録」の公開はその年の秋。

 「サユリスト」であった私は、なんだかんだ言いましたが、実を言うと…かなり複雑な心持でした。

 

 ともかく、その「渡哲也」が傾いた「日活」の屋台骨を支え続けた60年代後半以降。

 

 かつての「石原裕次郎」「小林旭」作品に変わって「日活ニュー・アクション」と呼ばれた時代。カチンコ

 

 前回触れた「無頼シリーズ」に続いて、「小澤啓一」監督作品「前科シリーズ」

 

 凄いでしょ?…何?「前科シリーズ」って、感じ…

 これが「仮釈放」「ドス嵐」…いずれも1969年の2作。

 まあ、突っ込んだらキリのないこうしたタイトル…

 これ以上、突っ込みませんけど…しかし「ドス嵐」って!

 主題歌、「嵐」は唄ってません!

 

 続いて「無頼シリーズ」第1作の「舛田利雄」監督作品

 「大幹部 殴り込み」

 この「大幹部シリーズ」も2作目「ケリをつけろ(1970・小澤啓一監督作品)」で終了

 

 この間、「青春の海(1967)」「花ひらく娘たち(1969)」といった「吉永小百合」主演の青春映画にも出つつ、他の多くのニュー・アクションと言われる映画にも出演。

 ま、ほとんどが「日活やくざ映画」といった感じ。

 

 そして、最後の「関東シリーズ(1971)」

 タイトルはかつての「東映」作品をパクった感じなんですが…

 第1作「関東流れ者(小澤啓一)

 第2作「関東幹部会(澤田幸弘)

 そして「渡哲也」「日活」最後の出演作品「関東破門状(小澤啓一)

 実録ではないけれど、暴力団同士の仁義なき戦いですね。

 

 このシリーズに限らず、こうした作品群、今、観なおして思うのは、個性派ぞろいの強面の脇役陣…

 懐かしいです!

 

 「関東シリーズ」の共演は年下だけど先輩のいつもの「松原智恵子」ではなく「丘みつ子」

 

 余談ですが…

 「丘みつ子」「日活」の末期を飾った女優のひとり。

 若い頃、「十朱幸代」に似てました。

 たしか…最初は「大映」の十代の性典シリーズみたいな青春映画。

 このあたりは「梶芽衣子(太田雅子)」と同じケース

 女子高生役でした。

 

 この「関東シリーズ」での共演が「倉本聰」の印象に残っていたのか…? 

 NHK大河「勝海舟(1974)」では夫婦役だったんですけどね…ご存じのように「渡哲也」は病気のために途中降板。

 

 その後の「大都会PARTⅡ(1977・日テレ)」ではたしか恋人役ラブラブでしたね。

 

 

 反社…ま、反社であるが故かもしれませんが、「日活」時代、数多く演じたあまりにストイックなヒーロー像。

 「石原プロ」入社以降の彼の俳優としての生き様そのものが、どこか重なって…

 

 無我…滅私?

 

 映画では「やくざ」を演じ、テレビに移っては、真逆の刑事役

 どちらも見事に嵌る俳優って、いそうでいない気がします。

 

 

 「石原裕次郎」「高倉健」推し世代とは少しズレた私…

 どんな経緯であれ、憧れの存在…

 憧れるのはやめましょう!とか言われてもなぁ

 

 もし、生まれ変われるものならば「渡哲也」でお願いします!

 とか思ってたかなぁ…絶望

 

 

 その妄想の系譜のその後をたどると

 「渡哲也」「新宿アウトロー ぶっとばせ(1970)」

 「関東流れ者」「関東幹部会」で共演した「原田芳雄」

 

 その「原田芳雄」「竜馬暗殺(1974)」「陽炎座(1981)」で共演した

「松田優作」に行き着きます。

 尚その「松田優作」「渡哲也」と前述の「大都会PARTⅡ(1977)」で共演。

 

 私の憧れの系譜は今もここで途切れたまま…。

 

 冒頭の歌詞…

 「ロマンポルノ」に移行する前の「日活」最後の作品

 「原田芳雄」も出てた「藤田敏八」監督作品「八月の濡れた砂(1971)」の同名主題歌…。

 唄っていたのは「石川セリ」「井上陽水」と出逢う前ですね。

 

 この映画の公開時、「渡哲也」は既に「日活」を退社していた筈…

 「日活」の最後を見届ける…そんな想いで観た映画でした。

 

 次週…「日活」のシリーズ映画

 やはり時系列を無視しますが、「渡哲也」主演の「大幹部 無頼」「新宿アウトロー ぶっとばせ」その他で共演した

 「梶芽衣子(太田雅子)主演の「日活」時代のシリーズ映画に触れてみます。