耄碌妄想日記 日曜版 №104 | 楓坂四駒堂

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耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.104でおます!

 

当ブログは

曜日 午前0時

週2回更新です。

 

 

 

 

追 悼

 

三輪勝恵

 

♪まっかなマントを ひるがえし

きたぞ ぼくらのパーマンが~

※詞・藤子不二雄

 

タイミングを外し

何となくスルーしてしまいましたが…

春先から…相次いで亡くなった

長年、アニメヒロインの「声」を演じてきた

声優たち

「TARAKO」「増山江威子」

そして今度は「三輪勝惠」

 

 

「パーマン」の主題歌、書いてみましたが

私にとっては「あさりちゃん」かな…

 

子供の頃、娘が大好きでした。

主が出て行った部屋の本棚には

元気な「あさり姉妹」が今も並んでいます。

 

さみしい…と言うより

当時のアニメを観返せば

彼女たちの元気な声は永遠ですもんね。

いいなぁ…声優は…。

 

心よりご冥福をお祈り致します。

 

クローバー

 

 

 

 

 

 

 

めでたし!めでたし!

 

次、木曜版4コマ

戦国篇?

 

 

 

 

 

第2章

「豊饒の海へ」

 

Chapter3

年誌は荒野をめざす

 

「ボーイズライフ」から

 「ビッグコミック」

 

「ビッグコミック」Ⅲ

 

 

 さっそくですが…前々回のこのコラム、この「ビッグ」の表紙イラストについて

 

 迂闊にも…わが「吉永小百合」の記憶がどうにもない…とか口走りました。

 

 しかし、ない筈はないと…

 認知症気味とは言え、「小百合さま」ドキドキを忘れるなどあってはならぬこと…汗うさぎ

 

 で、ようやく思い出し、見つけ出した訳ですが…

 何となく忘れた理由も想い出しました…ど、どういう意味じゃ?!絶望

 

 1984年6月10日号

 この一回だけだったか…正直これも自信がありませんが…。

 ともかく再会しました…ざっと40年ぶり。クラッカー

 

 今見てもそうなんですが…

 「日暮修一」画伯、珍しく似てねぇ!

 ま、画にも描けない美しさ…なんでしょうが、私からすればせっかくなのに似てなさ過ぎ…そう、思ったんでしょうね。わんわん

 これが印象の薄かった理由?

 

 それもあったのか、なかったのか…チェックが甘く、この時代のバックナンバーはほとんど処分し、今や手元にありません…。

 

 どうでしょう?…今、見ても「あれっ?」って思いますよね?

 

 時の人…ということで言えば、この頃はあの「夢千代日記(NHK・早坂暁)」全シリーズの終了直後。

 最後の「新夢千代日記(1984.1~3月)」

 「松田優作」が出たやつですね…。

 

 そして、この「ビッグコミック」の発売日というのは

 同じ「早坂暁」脚本の映画「天国の駅・HEAVEN STATION(出目昌伸・東映)」の公開直前。

 まあそういうことです…。

 「小百合さま」…この映画で女性死刑囚ドクロという初めての汚れ役。

 共演の「西田敏行」を恨めしく思いましたがね…う~ん。

 

 汚れても、さすが美しい!キラキラというのがこの表紙イラストのコピー。

 

 う~ん

 何かもやもやしてたんですっきりしました…やれやれ。にっこり

 

 

 さて…と、表紙の話はここまでにして…

 「創刊号」に登場した5人の漫画家について、もう少しフォローしておきます。

 

 ほぼ私の妄想の世界?ラブラブ

 

 「№1コミック誌」キラキラ

 創刊当初から自ら掲げたその標榜。

 このステータスを維持し続けること…

 こうした「小西編集長」以下の編集部の熱気もさることながら

 その温度差はあっても、期待を担った創刊メンバーの5人の漫画家たちも…当然のライバル心は持ちつつ…それぞれ特別の思いで作品に取り組んでいたと思います。

 

 私…この人のこういうところが、人間臭くてたまらなく好きだったんですが…ラブラブ

 「手塚治虫」

 この布陣の中心で、新たなコミックシーンをリードするのはやはり自分でなければならない!

 そんな思いが迸(ほとばし)るような「地球を呑む」でした。

 前述通り、少し気負い過ぎてはいたかも?

 

 「さいとう・たかを」もこれをひとつの「劇画」の飛躍の場と考えていたであろうし…。

 

 それに比べれば「白土三平」「水木しげる」はマイペース?

 

 「石森章太郎後・石ノ森)は自身の漫画の新たな可能性を試みる場…

 そんな意欲が「佐武と市」には感じられました。

 

 特筆すべきこと…

 この5人…

 当時から、既に人気・実力では抜きんでた存在…。

 それでも、なぜこの5人だったかがわかるのは、後の話。

 

 「ビッグコミック」の何がすごいかの話になりますが…

 この5人すべて…それぞれ多少の空白はありますが…ほんの多少です。

 創刊の1968年から…それぞれ晩年となるまで…いや、ほとんどが死の直前まで、この「ビッグコミック」での連載を続けました。

 

 「白土三平」を除けば、他誌に多くの連載も持ちながらも…です。

 

 つまり…絶筆、遺作…漫画家としての最期はそれぞれこの雑誌で終えている…ということ。

 最後が昨年の「さいとう・たかを」でした。

 

 「ビッグコミック」の歴史は、即ちこの5人の漫画家の歴史でもあった訳です。

 そんな雑誌は他にない訳で…。

 

 そしてそんな「ビッグコミック」で、今後、自身の漫画家人生の足跡を刻んでいくのは誰なのか?

 

 そんなこともあり、私の最後の購読誌に「ビッグコミック」を選んだ訳ですね。

 

 ところが常々、気になっていた点がひとつ…。

 正直、昔から女流の執筆陣…特に連載陣は少なく…女人禁制か?とか思ったこともあるんですがね…絶望

 

 「小学館」専属と言ってもいい「高橋留美子」「サンデー」「オリジナル」「スピリッツ」が中心。

 男性でも「あだち充」がそんな扱い…

 ファンの年齢層を過度に意識したんでしょうか?

 「ビッグコミック」「オリジナル」の読者層…

 それほどの年齢差を感じませんが…やっぱりある時期まではあったのかなぁ…、メガネ

 

 「萩尾望都」「高橋留美子」同様、たしか「読み切り短編」のみ?

 

 頭に浮かぶのは「柴門ふみ」などほんの僅か。

 

 現在も中国古代の三国時代を描いた「種のチーリン(今春スタート)」「向井沙子」ひとり… 「向井沙子」って女性なんだよなぁ…とか思ってしまうくらいで…

 女性です!

 

 この長い歴史…連載陣の柱をもっと多くの女流が担ってもよかったなぁ…とか思いますが…

 やはり、保守的なんでしょうか…?

 と思いつつ…「オリジナル」「スピリッツ」との差別化を意識してきたのかも…。

 

 うだうだ言いましたが、やはり「小学館」の看板コミック誌。

 

 今は亡き創刊時の「BIG5」キラキラ「ゴルゴ」は連載継続中ですけどね…

 次週は、それぞれの「ビッグコミック」での軌跡を軽くまとめてみます。

 

 古い話で誠に恐縮ですが、よろしければまた覗いてください!

 わんわん