耄碌妄想日記 No.142 | 楓坂四駒堂

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耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.142でおます!

 

当ブログは

曜日 午前0時

週2回更新で~す。

 

 

と言うことで…もう二月

この冬の寒さも底をついたと

言われても…やはり二月

 

朝晩の冷え込みに変わりなく…

しかし、二月は

あっ!という間に過ぎて行くんでしょうね。

 

去年の後半から今年に入って

嫌な事ばかりが続いてます。

 

ひょっとして…春になれば…とか

つい、思ってしまう今日この頃…

わんわん

 

せめて春の歌でも

凍てついた心に浮かべて…と

ラブラブ

 

♪心を編んだセーター

渡すことさえもできず

想い出を辿りながら

あの人が好きだった 悲しい恋の歌

いつも一人で聞いた~

 

このフレーズ

すぐにメロディが浮かぶ人って

どのあたりの世代までなんでしょう?

 

1981年のリリース

1999年、僅か46才で急逝した

「村下孝蔵」のセカンドシングル

♪春 雨

 

あの♪初恋音譜の2年前

 

ほぼほぼ同世代…

しかし、亡くなって早や25年…。

 

綴られた繊細でリリカルな詞の世界は

今も色褪せず…美しいままキラキラキラキラ

 

彼も「広島フォーク村」?

めちゃ、ギターがうまかったなぁ…

 

そんなこと

想い出しました…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行きあたりばったりの

鬼退治の旅は

続くのだ…

 

 

 

 

遥かなるスクリーン

 

ハイスクール・ララバイ篇38

 

名画座のマドンナたち

その6

 

 

 17才の高校生には…

 只々眩しいだけだった「イングリッド・バーグマン」キラキラ

 

 当時(1965年頃?)リバイバル上映された40年代の「アルフレッド・ヒッチコック」作品

 「白い恐怖(1945)」「汚名(1946)」が初「イングリッド・バーグマン」

 

 彼女及び「ヒッチコック」については、まず、ハリウッドのある敏腕プロデューサーに触れておかねば…ということで…

 

 「デヴィッド・O・セルズニック」

 「ヒッチコック」を「ハリウッド」に招聘し制作したのが…

 「レベッカ(1940)」「断崖(1941)」「白い恐怖(1945)」「パラダイン夫人の恋(1947)」

 

 その他、前に「アリダ・ヴァリ」で触れた「キャロル・リード」監督の「第三の男(1949)」も彼のプロデュース。カチンコ

 

 「ヒッチコック」作品は取り敢えず後に回して…おい!おい!絶望

 

 それより少し前…彼が手掛けていたのが大作「風と共に去りぬ(1939)」

 同じ頃、その作品とは別に「スウェーデン」のひとりの女優に注目していました。

 10代の頃から、その美貌を買われ、母国「スウェーデン」で10本ほどの映画に出演。

 

 これが「イングリッド・バーグマン」…当時22,3?

 

 比べちゃ酷だけど、現在同年齢の日本の女優で言えば…

 「福本莉子」「山田杏奈」っていうあたり?…

 いや、負けてぇへんで!おっちゃん、応援してるよって!クラッカー

 

 「デヴィッド・O・セルズニック」…ああ!叫び面倒なんで…以後「セルズニック」

 躊躇する彼女をハリウッドへ呼び寄せます

 この時、彼女は既に既婚。

 1938年には娘も誕生していました。

 

 類まれなるその美貌もあったでしょうが

 ハリウッドの女優にはない、何かに惹かれたのでしょうね。

 「セルズニック」はそれを思慮深さ、誠実さと言っているのですが…ラブラブ

 

 そして1939年「イングリッド・バーグマン」…米国での初の出演作…

 「別離」…※原題は「Intermezzo~A love story」

 これは「スウェーデン」時代に撮った「間奏曲※原題はIntermezzoのリメイク。

 

 「Intermezzo」…間奏曲

 実に意味深?なタイトル

 人生…と言うか、夫婦生活における、ちょっとした隙間?

 そんなの奏でたらダメじゃん!わんわん…というやつ。

 

 モチーフは即ち「不倫」

 古今東西の美人女優たちが、一度は演じる

 恋愛映画、メロドラマの定番中の定番。ラブラブ

 

 「別離」…ヒロインはピアニスト

 相手はピアノの教え子の父親でもって、名バイオリニスト音譜

 奏でられる美しい名曲でごまかそうにも、不倫は不倫。

 

 一時は激しく燃えながら…やがては自らを律し

 お互い、静かに身を引いてゆく。

 清く正しい不倫の終わらせ方…

 さりげなく余韻を残しながらのエンドロール。

 それでもたしかに愛はあったと…。

 

 ヒロインが半端なく美人でなければならない理由…

 妻をこよなく愛し、ひたすら平穏に家庭を守ってきた男が

 突然、我を忘れて、とち狂う程の美貌…。わんわんラブラブ

 

 かつての日本映画で言うならば…

 「まあ…相手が松坂慶子なら、仕方ないわな…。」

 と思わせてしまう、リアリティと言うか…説得力。

 

 で、こうして主にその美貌に魅かれたものであるならば

 終わるにしても、まあ…いい夢見たな…と男も終わりやすい…

 そうなのか?知らんけど…。汗うさぎ

 

 しかし、もっと深い部分で結びついた不倫は、おそらく泥沼に入りこむ…。ドクロ

 

 何を解説しているのやら…?

 

 言うときますが、私、不倫に関してはレベル0

 スライム数匹相手にに大苦戦!あせる

 

 「別離」の公開時イングリッド・バーグマン」…24才

 産後、それほど経っていない所為もあってか、少しふっくら?…やはり初々しい感じでした。

 不倫相手のバイオリニストを演じたのが「レスリー・ハワード」

 

 同じ年(1939年)「別離」の直後に公開された「風と共に去りぬ(ヴィクター・フレミング)では、ご存知「アシュレー」役。

 

 ともかく「セルズニック」の思惑通り、映画は共に大ヒット!

 

 ちなみにこの1939年

 秋には第二次大戦が勃発

 日本では初場所で「双葉山」の連勝が「69」で止まった年。

 「ちばてつや」誕生!

 

 そしてこの年制作のアメリカ映画の数々…

 「幌馬車(ジョン・フォード)

 「嵐が丘(ウイリアム・ワイラー)

 「ジュディー・ガーランド」「オズの魔法使い(ヴィクター・フレミング)等々、

 戦争?…ああ…始まったようでんなぁ…とどこ吹く風…

 

 

 ともかく…「なんや、あの『イングリッド・バーグマン』いうのん、ごっつうええやんけ!」

 ハリウッド中のプロデューサーたちの注目の的。

 

 「スウェーデン」に帰ることなく、ここからアメリカでの大躍進が始まります。

 数作、挙げておくと…

 「ジキル博士とハイド氏(1941・ヴィクター・フレミング)

 「カサブランカ(1942・マイケル・カーチス)

 「誰が為に鐘は鳴る(1943・サム・ウッド)」

 「ガス燈(1944・ジョージ・キューカー)」

 

 日本では「鬼畜米英」「一億火の玉」ドンッを叫んでいた頃…う~ん

 敵は美女を使ってこんな名画、創ってる訳で…そりゃあ…ね?

 

 今や誰もが知る名作揃い…

 「ガス燈」では一度目の「アカデミー主演女優賞」キラキラ王冠1

 この時、まだギリ20代…?

 

 一躍、人気実力を誇るトップ女優に…。

 

 いずれは誰かの目に留まるとしても…

 あの時「セルズニック」のアタックがなければ…。

 

 

 その「セルズニック」について…

 彼の見出した女優のひとりが「ジェニファー・ジョーンズ」

 彼女も4,50年代を代表するハリウッド美人女優。

 「イングリッド・バーグマン」より3,4才下?

 

 「終着駅(1953・ヴィットリオ・デシーカ)」…好きでした!ラブラブ

 そしてあの「慕情(1955・ヘンリー・キング)」の頃も既に「デヴィッド・O・セルズニック」夫人。

 再婚同士のこの結婚、彼が亡くなるまで続きます。

 

 さて、アメリカにやってきた、美女大好きのおとぼけミステリおじさんこと

 「アルフレッド・ヒッチコック」

 「イングリッド・バーグマン」の美貌に目を付けない訳がなくて…。

 

 

 

 以下次週です!コーヒー