耄碌妄想日記 日曜版 №72 | 楓坂四駒堂

楓坂四駒堂

4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

ご訪問

ありがとうございます。

ドキドキ

 

坂四駒堂」

耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.72でおます!

 

当ブログは

曜日 午前0時

週2回更新で~す。

 

 

♪やさしい可愛い ダイナ

恋になやむ乙女

さびしい顔して

センチメンタル ダイナ

・・・

※詞・野川香文

 

朝ドラ「ブギウギ」

何れ改めて取り上げますが…

取り敢えず

スズ子の母「花田ツヤ」の死という局面…

 

この「水川あさみ」

少し触れておきます。

 

現時点で「水川あさみ」40才。

「スズ子」の「趣里」33才。

この親子にさしたる違和感がないのは

二人のキャラの違い?

 

これに父親(梅吉)

62才の「柳葉敏郎」が加わることで

しっくりとした親子感。

 

ああそうなんだ…

「水川あさみ」もこんな年頃の娘を持つ

母親役を演じるようになったんだ…

 

長くドラマを観ていると

時々、そんな感慨がよぎります。

 

女優デビューは高校時代?

 

初めてこの名前が記憶に残ったのは

1999年…

「白線流し~二十歳の風(フジ)」

早大時代の「園子(酒井美紀)」が

家庭教師をしていた、その教え子

ちょっと屈折した女子高生役?

既に大人びた雰囲気もありました。

 

クールビューティなそのルックスで

そんな役が嵌っていました。

当時16才くらい…?

 

で…名前、おぼえて

2001年の秋…「さよなら、小津先生(フジ)」

翌2002年の年頭「ロング・ラブレター・漂流教室(フジ)」

 

「さよなら小津先生」娘・篠田絵理役?

 

そしてかなり後…

インパクトが強かったのが

2016年の「私を離さないで(TBS)」の

「酒井美和」役…。

 

こうした名作ドラマ

改めて取り上げてみたいな…と。

 

そしてここまで

ちょっとサバサバした男前の女性を

クールに…時にはコミカルに演じ続けてきた訳で…

 

「さよなら、小津先生」では

「小津先生(田村正和)」の娘役。

何かかっこよかったなぁ…って

 

今回の「ブギウギ」観ながら

そんなこと想い出していました…

 

そして…

 

♪あの時 好きだと言えなかった

名前を指でたどる

も一度腕で

強く抱き寄せてやりたくて…

 

ご存知の方、少ないかもなぁ…

1980年、「内山田洋とクールファイブ」

♪Last Song

作詞は「伊達歩」

「伊集院静」ですね。

 

また改めますが…

 

心よりご冥福をお祈りします。

 

 

 

 

 

 

ああ-…

コマ切れに続いていきますが

何とかついてきてくだされ!

 

無理を承知の

4コマ仕様です。

 

 

 

第2章

「豊饒の海へ」

 

Chapter3

年誌は荒野をめざす

 

4「ボーイズライフ」から

 「ビッグコミック」へ

その5

 

 

♪う~まい言葉が 見つからなくて~

 ただ泣くば~かり

 何かに私 おびえているの

 あなたの愛が~ つかみきれないから

  ※詞・千家和也

 

 えー…おかあさん!ったらおかあさん!わんわん

 この詞で、メロディ音譜が浮かびます?

 1976年のスマッシュヒットなんですが…

 私、大好きラブラブでおました。

 今でも時々発作的に唄いだします。カラオケ

 

 で…答合わせは後ほど…。

 

 「週刊少年キング」創刊以降…

 「望月三起也」作品について、もう少し先まで触れてみます。

 そうですね…「ワイルド7」の前くらいかな?

 

 まず脚本家「佐々木守」について

 前にもドラマの脚本家として取り上げた記憶もあり…

 繰り返しになるかも知れませんが…。

 

 1960年代半ば、「TBS」の「実相寺昭雄」と組み、「ウルトラマンシリーズ」あるいは「怪奇大作戦」などの特撮シリーズの脚本を担当。

                            

 70年には「ABC(朝日放送)」のプロデューサー「山内久司」と出逢い「脱ドラマ」と言われる「月火水木金金金」「お荷物小荷物」の脚本を担当。

 脱力コメディ風なんですが、切れ味するどい風刺のきいたセリフ。

 結構、「佐々木守」のこの手のドラマは追いかけました。

 ちなみに「山内久司」「必殺人・中村主水(藤田まこと)を生み出した人。

 

 以降「柔道一直線」「刑事くん」「アイアンキング」「シルバー仮面」など、子供向きのドラマにしても…時々、作品によって垣間見えるちょっとアナーキーな?筋立て。

 「大島渚」「創造社」にも参加してましたしね…。

 

 70年代の後半には「山口百恵」主演のいシリーズ」など…

 その他数多くの脚本を手掛けていますが…

 これとて、いろいろ裏読みされたりしていました。

 

 で、冒頭の詞ですが…唄っていたのは「山口百恵」

 12枚目のシングル♪愛に走って

 唄い出し…♪パジャマのままで 走ってきたの~ ちゅうやつです。

 たしかダブルA面で、片面がドラマ「い運命(1976)の同名主題歌。

 

   

 CBS・SONY 1976/3/21

 

 こちらの方は…

♪もうひとりの私が 何処かにいます

 もうひとりのあなたを 捜しています

 

 たしか…ふたりの女の子が孤児院で入れ替わり…という話。

 「山口百恵」の相手役は「三浦友和」ではなく「南條豊」

 

 まあ、こうしたドラマも「佐々木守」はいくつも書いていた訳です。

 

 私が初めて「佐々木守」の名をインプットしたのは1965年くらい。

 「早坂暁」「大津晧一」「砂田量爾」ら名脚本家が名を連ねていた伝説の刑事ドラマ「七人の刑事(TBS)シリーズ

 

 演出「今野勉」とのコンビで創った「時には母のない子のように」とか

 少し後の「ふたりだけの銀座」などなど。

 エキセントリックでシャープな切れ味と、ぐいぐい迫ってくる都会の片隅の抒情。

 当時の行き場のない若者たちを描いた秀逸のドラマでした。

 

 私が一番、脚本家に憧れた頃です…憧れただけでした…。

 

 その「佐々木守」の脚本家としてのキャリアの始まりは「ラジオドラマ」

 あの頃は「ラジオ放送劇」って言ったかな…。

 そのひとつが「戦国忍法帖(1963・TBS)

 

 以前にも触れたと思いますが、この60年代前半は「山田風太郎」「忍法帳シリーズ」がブーム…少年漫画誌にもその人気は波及。

 「忍者」ものだったのはそうした背景も…。

 

 その後ですが…1970年以降ですが、漫画原作者として「水島新司」作画の

 「男どアホウ甲子園(1970~・週刊少年サンデー)始め

 「あだち充」との「リトルボーイ」「甲子園魂」など

 これも多くの作品を残しています

 

 しかし、この「戦国忍法帖」はあくまでドラマ脚本で、漫画の原作ではなかった筈。

 

 「週刊少年キング」誌上で、このコミカライズ作品が連載されたのは1963年?

 原作「佐々木守」のクレジット。

 「戦国忍法帖」ではなく、何故か「戦国忍法帳」

 で、漫画は「久留実幸守」…貸本出身の漫画家です?

 読んではいた筈ですが、あまり印象はありません。

 

 翌1964年、また新たな「戦国忍法帳」が始まります。…

 クレジットは、原作「佐々木守」と変わらず、漫画は「牧英三郎」…?

 しかし、この画は誰がどう見たって「望月三起也」でしょうが!わんわんDASH!

 

 で、確信した私は前回、「望月三起也」の忍者漫画が…と先走り気味に書いた訳です。

 

 でも、何で「望月三起也」でなく「牧英三郎」

 初の時代劇なんで…敢えて、時代劇は別名で…ってこと?

 

 実際は、自身のオリジナルに拘る「望月三起也」

 「佐々木守」がどうの…という訳ではなく…

 扉に原作・「佐々木守」、漫画・「望月三起也」となるのが嫌だったようです。

 仕事を引き受けるのもプロですが、自身のポリーシーも守り抜くというのもプロ。

 こんなところがマニアが熱狂する所以でしょうね。

 もうひとつのペンネーム「マイク・ハスラー」についてはいずれ改めて…。

 

 私は元のラジオドラマを聴いていませんので、不確かですが…

 この作品、タイトルと主人公の名前以外は原作は名ばかり、

 中身はほぼ「牧英三郎」…つまり「望月三起也」のオリジナルだったらしく…。

 甲賀vs伊賀のし烈なチームバトル。手裏剣

 まあ、「山田風太郎」と言うか…「伊賀の影丸」スタイル?

 

 ともかく忍者対忍者、激闘シーン、流れるようなアクションシーンはさすが。

 ある種の戦闘シーンですからね…即ち、忍者たちの戦場。

 その疾走感、切れ味は、「最前線」その他の戦争漫画、早くも後の「秘密探偵JA」「ワイルド7」を彷彿とさせます。

 

 ただ…あの「望月三起也」のそれまでの主人公の少年たち。

 個人的にはその現代的なイメージが強く、

 少年忍者「一色城太郎」が妙にコスプレっぽく思えてやや戸惑った記憶があります。

 ある意味、「望月三起也」のキャラは既にお洒落にあか抜けていたんでしょうね。

 

 同時期、「キング」誌上では「吉田竜夫」「忍者部隊月光」が連載中。

 これはこれで大人気!

 さすがに「タツノコプロ」総帥の画力クラッカー

 でも、「望月三起也」で読みたい…とか思ってました。

 

 この「戦国忍法帳」の人気がどうだったかわかりませんが…

 その後、「望月三起也」の時代劇漫画はしばらくなかった気がします。

 この直後の「キング」では…

 「望月三起也」の人気を更に不動のものにした「秘密探偵JA」の連載が開始されます。

 

 「少年キング」での次の時代劇連載は、かなり後…

 1979年「俺の新選組」

 タイトルからわかるように、「新選組」お好きだったようです。

 この話はいずれまた…

 

 次回は「秘密探偵JA」から…

 そういうことで…