耄碌妄想日記 No.132 | 楓坂四駒堂

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耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.132でおま!

 

当ブログは

曜日 子の刻

週2回更新でございます。

絶望

 

 

♪し~ずかなしずかな 里の秋

お~せどに木の実の 落ちる夜は

ああ かあさんと ただ二人

栗の実 にて~ます いろりばた

※詞・斎藤信夫

 

教科書にはもう

載ってないのかも…

 

この曲に郷愁を覚える世代って

どのあたりまででしょう?

 

発表されたのが1945年

終戦直後

私、まだ生まれてません。

まだまだ戦後の混乱期…

戦地からの引き上げが続いていた頃。

 

なぜ「かあさんとただ二人」なのかと言えば

とうさんはまだ南の島…

 

詞そのものは戦中に作られ

戦意高揚的な内容であったものを

戦後、改めて創り直され

♪お猿のかごや♪みかんの花咲く丘の

「海沼實」が作曲したもの。音譜

 

「里」と言っても

都会育ちの私にとって

強いて言えば母の実家…

紅葉の名所・香嵐渓のあるもみじ

現・愛知県豊田市足助町

 

「おせど」ってわかります?

「背戸」…裏口ですね。

 

母の実家のおせどの側には

何本もの柿の木があって…

毎晩、そこでおしっこしてました。

 

しみじみと色褪せぬ

秋の名曲ですね。

 

 

 

4コマ漫画・ラインナップでおます。

 

 

 

 

どこが普通なのやら…

それにしてもセリフ過多

 

来月、本年最終

「普通の猫たち」で締めます。

「猫」

もう少しうまく描きたいけど…

 

よろしく哀愁!

 

 

遥かなるスクリーン

 

ハイスクール・ララバイ篇28

 

シリーズ邦画「松竹」

その7

 

 

 ジェラシーメラメラだか何だか、訳のわからん寄り道をしましたが…ああー…

 「松竹」「松本清張」サスペンス映画に戻します。

 

 「岩下志麻」の主演作…1971年の「内海の輪」以降、少し間が空きます。

 

 同じ71年、「影の車」と同じ「加藤剛」との共演で「黒の斜面」という…

 一見、「松本清張」原作?と思ってしまう映画に主演しますが

 これは…「野良犬」「用心棒」「天国と地獄」等々「黒澤明」作品の脚本家「菊島隆三」のオリジナル。

 後に(1984年)テレビドラマ(テレ朝)で「松本清張」原作の「黒の回廊」の脚本を担当してるんで…錯覚したりします。よだれ

 

 結局、「岩下志麻」の次の「清張」作品主演作は1978年「鬼畜」になる訳ですが…

 その間、73年の出産・育児などによる2年程のブランクをはさみ、女優としてフル稼働。

 

 「沈黙SILENCE(1971)」「卑弥呼(1974)など多くの「篠田正浩」監督作品。

 その他、松竹の看板女優として「今井正」監督の「婉という女(1971)

 「渡哲也」ラブラブとの共演作「さらば掟(1971)など…

 調べたら、この1971年公開だけで6作品に出演してるんですね…うへー!

 過重労働の極み?…無事で何より。ほんわか

 

 この1971年公開で想い出した映画があります。

 「浅丘ルリ子」との共演作「嫉妬」メラメラ。 

 

 これは「藤本義一」原作ですが、一応「松竹・サスペンスシリーズ」と銘打った作品。

 で、ちょっとだけ触れます…。

 「松本清張」に戻ってないじゃん!絶望

 

 「浅丘ルリ子」は1966年には「日活」と専属契約は解除していますが、それでも看板女優…。

 当時のキャッチコピー

 「石のような嫉妬に燃える女…岩下志麻

 「風のように虚飾に舞う女…浅丘ルリ子

 「天下の美女 華麗な対決!」って…

 何となくいまいち…?わんわん

 

 「石原プロモーション」の制作。

 監督は前述の「黒い斜面」と同じ「貞永方久」

 

 えー…

 酔った勢いで、ふらっと初めてのクラブに入って…ビール

 高級クラブはふらっとは入りませんが…

 和服姿のママとホステス…

 これが紛うことなき「浅丘ルリ子」「岩下志麻」

 その二人がいきなり目の前に現れたら…

 たいていの男は呆然と立ち尽くして…チビリます。叫び

 そういう映画です…って違うだろ!DASH!

 

 「浅丘ルリ子」…1971年と言うと…♪愛の化石の頃?

 「愛するって耐えることなの!…」

 とか言うてはりましたなぁ…。

 

 とにかくタイトルが「嫉妬」

 どちらがどうであれ、波乱は必至。

 

 「岩下志麻」の夫が突然の失踪‥そして「情死」叫び

 いわゆる「心中」ですね…。

 自分と幼い子供を残して…えらいことでおます。

 

 あろうことか心中相手の女性だけが生き残ります。

 そしてその女から多額の香典が…

 それがクラブのママ「浅丘ルリ子」

 

 「嫉妬」と言うか…「復讐」に萌えて…萌えちゃだめ!燃えて…メラメラ

 「岩下志麻」は素性を隠して、そのママに近づくべく

 ホステスとしてそのクラブに潜入…。

 

 ところが、真相を探る中、この心中には「裏」が…!

 「浅丘ルリ子」を追い詰めてゆく「岩下志麻」

 おっとろしいや、おまへんか!

 「藤本義一」らしいエンタメ仕様。

 

 鍵を握るのが、ママのパトロンでもある夫の上司「南原宏治」

 前にも書きましたが、こういう役やると「南原宏治」

 ぎらぎらとしたアクの強さが秀逸です。

 適役と言えば、スマートなスケコマシぶりが堂に入った「細川俊之」

 二人とも好きな俳優さんでした。

 

 しかし、何と言うのか…

 看板女優の共演…正邪はともかく、それなりの見せ場で、どちらも立たせねばならないと言う縛り…。

 そうしたジレンマが全編を覆っているようで…。

 

 見どころは二人の和服姿の超絶の色っぽさ…ラブラブ

 ま、そういうことで…。

 

 

 他にもあります…「岩下志麻」の主演女優同士の共演映画…。

 こういうのって、女優さん、楽しいんでしょうね…火花が散ったりすることも含めて…。

 

 

 かなり後の作品ですが…この映画にも少しだけ触れておきます。

 ええい!またまた脱線覚悟です。爆弾

 

 共演は…う~ん…「吉永小百合」

 あはははは…テレますなぁ。ほんわか

 

 しつこいですが、私にとって唯一無二の「アイドル」

 このコラムでは色まで変えて「女優」として語ることを封印してきた訳ですが…

 その禁を破って少しだけ…「岩下志麻」に免じてお許しを…何じゃそれ!わんわん

 

 

 

 1996年「出目昌伸」監督作品「霧の子午線(東映)

 何と意味あり気なタイトル…ようわかりませんが。

 

 原作は「光抱く友よ」「高樹のぶ子」

 何しろ「高樹のぶ子」ですから…おわかりの方はおわかり…何じゃそれ!

 そして脚本は近年の「吉永小百合」の主演映画を多く手掛けた「那須真知子」

 

 ざっくり言えば「女ともだち」映画…。

 男と女にはない…ある種「百合」的な匂いもする友情物語

 

 「女ともだち」映画って、名作もたくさんあるんですが。どんなの憶えてますか?

 

 1977年「ジェーン・フォンダ」「バネッサ・レッドグレーブ」

 「ジュリア(フレッド・ジンネマン)とか…

 「アン・バンクロフト」「シャーリー・マクレーン」

 「愛と喝采の日々(1978・ハーバート・ロス

 「スーザン・サランドン」「ジーナ・デイビス」

 「テルマ&ルイーズ(1991リドニー・スコットとかね…

 こういうの…おっちゃん、好きでんねん!ドキドキ

 

 日本だと…「中島美嘉」「宮崎あおい」

 「矢沢あい」「NANA2005・大谷健太郎もそうかも知んない。

 

 で、「霧の子午線」

 学生運動、華やかし頃からの…華やかしいなんて言っちゃいけないのか…?

 ともかく学生時代からの腐れ縁?…とも言うべき「女ともだち」の二人。

 

 当時は1人の男性をめぐり…

 そして20年近くたった、現在・函館でも、別の男を取り合うという…

 有りがちな…有りがちなのか?!…そんな奇妙な関係の二人。

 やや齢が違う?というのもミソ。

 そんなだから、不思議な友情は育って行ったのか…?

 

 どっちか言うと、妹分「吉永小百合」の方がやんちゃ?

 彼女が難病という伏線はあるんですがね…。

 

 「岡田祐介」のプロデュース…何作目かは忘れましたが…

 愛する「吉永小百合」「魔性」ラブラブが如何なく発揮!

 

 当時、実年齢50才くらいだと思うのですが…

 飲んでも踊っても、かわいいったらありゃしない…ラブラブ絶望

 

 現在、彼女の出てるビールのCM。

 担当者の誰かは、多分、この映画観てる筈。

 あれです…「吉永小百合」、映画でビール、飲ませたら日本一です

 …何のこっちゃ!ドクロ

 

 昔の男、「林隆三」はともかく…

 「岩下志麻」を…そして「吉永小百合」を抱いた「玉置浩二」

 いい加減にしてくんなまし!DASH!

 何であんたやねんビックリマーク

 

♪も~っと 何度も抱き合ったり

 ず~っと 今夜もゆれあったり~

 

 ゆれあってどないするんじゃ!ぼけ!

 

 う~ん…おちつけ自分…あせる

 これだから「吉永小百合」の映画、取り上げるのは、わしゃ厭なんじゃ…。

 

 ともあれ、受けの芝居を意識した訳でもないでしょうが、「岩下志麻」の凛とした演技、さすがです。

 

 ああ…それと…

 「岩下志麻」「林隆三」との間に出来た一人息子。

 「山本耕史」なんですが…高校生役。

 やはりあの頃からあの独特の雰囲気…。

 その「山本耕史」の心さえかき乱す「吉永小百合」

 

 そういう映画です…

 

 ふー…汗

 今回も脱輪気味で文字数が嵩んでしまいました。

 

 松本清張サスペンスシリーズ」

 やはり女優対決…わが「桃井かおり」ドキドキのと一騎打ち「疑惑」は次回で…

 多分…。

 

 やや分裂気味の駄文…最後までお読みいただき感謝致します。わんわん