古本買ってみた | 京徒然

京徒然

 
京都に住むおっさん「夕霧 楓」が日常を徒然に綴っています。
JA10クロスカブ『十六夜くん』に乗って走り回るのが趣味です。
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バイクやラーメン、京都の話題、日々のネタを書いています。

6月9日(日)曇り時々雨

 

amazonで古本を買った。

 

そんなに珍しいことではない。

 

 

ボクはあまりにも汚れているとか落書きがしてある本じゃなければ古本で良いし、使用に問題が無ければ中古で良いタイプの人だ。

 

 

今回買ったのは2冊。

 

 

こちら、「伝え方が9割」の第2巻。

 

 

この本の第1巻は新刊で買って持っていて、第2巻があると聞いたので古本で探した。

 

 

佐々木圭一さんの本で、有名な本だからご存じの方も多いはず。

 

 

内容的には1巻で言いきれなかったことを深掘りしたような内容。

 

 

そもそも相手が「No」と答えそうなところをいかに「Yes」と答えさせるかと言うテクニック本。

 

 

「ディベートでは負けねぇ」と豪語する楓さん、こういうテクニックは必要w

 

 

「こちらの都合の良いほうを選ばせる」と言うのは手品でも使う手法なんだが、対価として同じようなものを用意するのが基本。

 

でないと「私が選んだ」と言う気分になってもらえないのだ。

 

 

例えば、1万円の百貨店券と7千円の現金、どっち取る?と聞かれたとき、近くに百貨店がある都会人なら百貨店券を取る確率が高いが、田舎だと現ナマのほうが良い場合がある。

 

京都と言う中途半端な立地では現ナマ派が多いかと思いきや、実は百貨店は少なくても金券ショップがたくさんあるので1万券をもらったほうがオトクになることが多い。

 

 

このへん、同じような魅力があるものからうまいこと「マジシャンズセレクト」をさせることによって、自分が思うように事が運ぶというような本だ。

 

 

こちらは見ての通り、「仕事を速くする秘訣」みたいな本だ。

 

 

赤羽雄二さんの著作で、仕事の効率化を図ろうと言う人にオススメ。

 

 

この本は物心両面から「スピードを上げる」ことを紹介している。

 

 

ある意味「効率化」なのかも知れないが、著者は一貫して「仕事の速さ」と言う切り口からこの本を書いておられるようだ。

 

 

単純な話、著作の紹介にも書かれている「パソコンのユーザー辞書には200~300ぐらい単語を登録しよう」なんてのが紹介されている。

 

 

楓さん自身、社名や会社の住所、得意先の名称、同僚の名前など様々なものを辞書登録していて、一文字打てばスコンと変換する仕様になっている。

 

 

実は昔からチャットやSNS、最近では推し様との会話などに「定型文」や「顔文字」を使うために辞書登録を活用しだしたのが最初。

 

 

スピードを要求される場面で、目の前にあるあらゆるツールを最適化すると言うのは、元職のメカニックや指物師など技術屋だった時代に培われたものに違いない。

 

著者が言い出す前に実践していたことになる。

 

ちな、この本を読んだら決断力は上がるかも知れないが、絶対的な思考スピードは変わらないのでご容赦。

 

 

これらの本はいわゆる「ビジネス書」と言う分野の本だと思うのだが、楓さんが例を出したように、普段の生活でも活かせる。

 

まぁ、小難しい本だと思わないで、何でも読んでみると面白かったりするので手に取ってみられては如何だろうか。