高齢者のニーズが顕在化されつつある。
以前にも書いたが、昨年度はシニア(60歳以上)の個人消費額が100兆円を超えている。
これは全消費市場の44%というから驚く。
今年は限りなく50%に近づくだろう。
このシニアにどこで出会うかというと、実は薬局の患者にはシニアが多いことに気が付く。
と言うことは、薬局からシニアに向けた商品及びサービスの提案が、処方せん以外の売上につながるのではないのだろうか。
ローソンが生野菜と精肉などの扱いを積極的に進めるらしい。
生野菜はあらかじめカットした状態に加工して使いっ切りだそうだ。
精肉は長期保存できる冷凍豚肉や牛肉などで、全部で20から30品目となる。
2013年度には全体の5割以上に、さらに8割を目指すというから力が入っている。
そしてターゲットは、これからの消費の主流である高齢者だとか。
また、住宅設備メーカーが力を入れ始めているのが、高齢者向け住宅のリホームだそうだ。
使い勝手のいい商品開発で需要を喚起する動きがある。
65歳以上の高齢者がいる世帯は約2,000万もある。
この中で、手すりなどの初歩的な配慮を加えている住宅が約4割だそうだ。
さらに、車椅子対応ができる廊下やトイレなど、高度なバリアフリー化は1割にも満たない。
この現状を踏まえて国は2020年には、高齢者のいる住宅に初歩的な配慮を75%、高度なバリアフリー化を25%にしたいと目標を掲げている。
ところで、要介護認定者には20万円の住宅改修まで介護保険給付の対象になっている。
このことを知っているだろうか。
介護保険給付なので1割の負担があるが、上限は20万円まである。
手すりの取り付けや段差の解消などの初歩的配慮から和式トイレを様式に切り替える便器などもある。
この作業などは付随する工事としてトイレの拡張なども必要になる。
この他にも都道府県単位での高齢者対応の住宅改修に関する補助金制度がある。
これは調べておく必要を感じる。
これからは患者の自宅が病室と考えた提案が必要だ。
薬だけでは病気は治らない。
薬と共に療養環境やADL、QOLの改善が、そして生活習慣の改善提案が必要となる。
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