日本は長寿国である。
女性が86.39歳、男性が79.64歳と平均寿命が毎年延びている。
しかし、この平均寿命まで元気で過ごせているかと言うと、それはかなり難しい。
介護が必要になったり、病気を患って日常生活が制限される期間も、この平均寿命には含まれている。
比較的元気で過ごせる寿命を「健康寿命」という。
これによると女性は73.62歳、男性が70.42歳となっている。
この差が問題で女性が12.77年、男性が9.22年となる。
これが日常生活に制約がある期間となる。
簡単に言うと人生における最後の10年前後は、何らかの支障がある生活を強いられる可能性が高いことを示している。
嫌だ、いやだ。
全てとは言えないが、介護認定を受けると虚弱高齢者とみなされるかもしれない。
日常生活に支障があるから介護認定を受けている。
虚弱となる原因は、例えば介護認定を受けた原因から見ると、脳血管疾患(21.5%)、認知症(15.3%)、衰弱(13.7%)、関節疾患(10.9%)、骨折・転倒(10.2%)、心疾患(3.9%)その他・不明(24.5%)となっている。
ここから言えるのは「脳」を大切にしないといけないと単純に考えてしまう。
意外に少ないのが心疾患かもしれない。
昨日、朗報が入ってきた。
iPS細胞で日本人がノーベル賞を受賞することが決まった。
これでまた寿命が延びるのか。
ただ、臓器が修理されても血管が年齢とともにもろくなるらしい。
と言う事は、やっぱりそれなりの寿命を全うできると言う事になる。
特別養護老人ホームへの入所から退所まで平均で約4年間の在所となっている。
ここも全てとは言わないが、比較的介護レベルの高い方が入所しているのではないだろか。
入所前の場所として家庭からが31.8%、介護老人保健施設などが27.7%、医療機関などが24.5%、その他が16.1%となっている。
半数以上が医療度の高い方だ。
そして、特別養護老人ホームからの退所場所・理由として、死亡が63.7%、医療機関(再入院)28.9%となっている。
どちらも終の棲家といった感じだろうか。
医療技術は進化しても老いには勝てない。
要介護5の方の1ヶ月に必要な介護費用の自己負担(1割)を約3万円とし、介護期間が5年間と仮定すると180万円が必要となる。
また、70歳以降の医療機関への窓口負担(1割)を計算すると116万円ほどになるらしい。
合わせると300万円となる。
最後の10年間はかなり辛い時間となりそうな気がする。
こんな現実を踏まえて国は「健康日本21」として健康運動を提案している。
健康寿命を延ばすことは国民にとって大切である。
そこで4つの提案が掲げられている。
1. 適度な運動
2. 野菜を多く取り塩分少な目の食生活
3. 禁煙の促進
4. 生活習慣の改善
この5つを知っていましたか。
高齢者と薬は切っても切り離せない関係だ。
薬の飲み方だけではなく上記の4つの提案もこれからは欠かせないのではないだろうか。
薬局からどんな提案をしているだろうか。
こんな大事なことに報酬をつけてもらいたいものだ。
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