「赤ちゃん先生」とは、生後3ヶ月から1歳までの乳幼児が高齢者施設などを訪れてコミュニケーションを図る企画だ。
これを考えたのはNPO法人「ママの働き方支援隊」である。
実は、8月のHSEセミナーで取り上げた「赤ちゃん先生プロジェクト」である。
育児中の母親は孤独なんだそうだ。
私なんかは3回も孤独にさせている。
子どもから目が離せず付きっ切り状態になる。
残念ながら最近では、そのストレスに耐え切れず猛暑の中、車に寝かせ切でパチンコ三昧もある。
何とも…いたわしい。
そんな育児中の母親が社会とのつながりを持てて、赤ちゃんとも一緒に働ける仕組みが出来ないかと始まったのが赤ちゃん先生こと「赤ちゃん先生プロジェクト」である。
何をするのかと言うと、高齢者施設などにお母さんが、自分の赤ちゃんを連れて行くだけである。
たったこれだけであるが、その効果は意外にも大きい。
普段、怒ってばかりのおじいちゃんが赤ちゃんを見てあやした。
抱っこしたいと申し出た。
無表情の方が笑ったなど、何ともいえないほんわかとした雰囲気に包まれるそうだ。
確かに、私も自分の子供が小さい時は、あまりあやしも抱きもしなかった。
でも最近は、どこかで子どもが生まれたと聞くと、よせばいいのにベビー服売り場に立っている。
知り合いが子どもを連れてくると思わず抱いてしまう。
かつてはよだれが気になったが、今はあまり気にもならなくなっている自分が不思議だ。
要は、じいさんに近づいたって事かもしれない。
最近、知人宅に子どもができた。
どんな服が似合うかと思わず笑みが出る。
さて、ただ単純に赤ちゃんを連れて行けばいいという訳ではない。
それなりに高齢者の特性を研修してからとなる。
「赤ちゃん先生」になるには、10時間の研修が必要で、内容はマナー、コミュニケーションスキル、心理学、救命救急に関する知識さらに実習などがある。
もちろんお母さんの方だ。
そして因みに、「赤ちゃん先生」の出動には1回の費用で3万円だそうだ。
意外に安いと思わないか。
そして、「赤ちゃん先生」へは1時間2,000円となっている。
これに参加したお母さんは、高齢者から貴重な子育ての知恵を授けられるそうだ。
また、高齢者の方には生きる喜びが芽生えるそうだ。
こんな企画を営業中の狙っている高齢者施設にぶつけてみてはいかがか。
デイサービスでもいいと思う。
ただの営業は掃いて捨てるほど来るそうだ。
早く孫が欲しい。
自分の子供でもいいかな…。
そんな話を奥さんにしたら・・・バカと一括された。
さぁ~東京に戻ろう!
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