『光る君へ』
第1回、見ました。
大石静さんの脚本は『功名が辻』しか知りませんが、品の良い作風とわかりやすく振り切ったキャラ設定が印象的でした。
今回もそうなる予感。
まひろちゃん役が可愛くて上手で、サブロー道長も上手。
まひろちゃん、早速小鳥逃がして泣いちゃったけど
鳥かごの小鳥出てきた時「これ、うっかり逃がして泣いちゃうやつ?」と、全国民が予感したと思う。
平安貴族ヤンキー道兼(サブロー道長の次兄)が、そうか、そういう・・・
初回からキャラ振り切ってましたね。
紫式部は生没年も定かではなく、生涯もアウトラインはこういうカンジだろうというところまでしかわかっていません。
このドラマはまるっと創作だと思って見ます。
ただ紫式部と道長がソウルメイトというのは、わりとわかるような気がする(幼なじみ云々は別として)。
『紫式部日記』、角川文庫の現代語訳読みましたけど、道長が盗み読みするのを前提に書いてると思われる部分があります。
結構遠慮なく書いてますよ。
そういう間柄だったのだろうと、想像しています。
大河ドラマの第1話でその後見続けられるか途中で落ちるか、結構わかるものですが、これは見ますわ。
映像もお衣装も期待通りの美しさ。
本物の和牛が牛車引いてました。
あと音楽ですけど、ファーストシーンいきなりバックの『シェヘラザード』には驚いたっ!
もやもや~んと続きはアレンジしてたけど(笑)。
でも紫式部は、ある意味藤原道長が娘の中宮彰子に付けたシェヘラザード。
うむ。
意図するところは、わかります。
PS:
紫式部の本名は「藤原香子」説がインプットされていたので、「まひろ」は新鮮です。
かえって創作として楽しめそう。