こんばんは。
今日は雨が続き外での作業は出来ませんでした。
その分、艦船模型製作は進んでおります。
航空母艦 加賀(3段甲板)も終盤に入りました。
製作に集中できているのでひと月かからずにここまで来れています。
上段飛行甲板を接着。やっと形になりました。
まだ艦橋のない時期の姿です。1933年の全通甲板に改装される前(5月以降は作戦に従事しているのでおそらく5月以前)に仮設艦橋が設置されています。
ちょっと異質な姿ですが。これもこれで面白い姿です。
いよいよ今回の鬼門。
飛行甲板のライン等のデカール貼りの作業に入ります。今回は全てデカールを使用することにしました。
塗装でもいいのですが、細かな白の破線のマスキングがちょっと面倒な気がしたので今回はデカールチャレンジです。
ただ白線を真っすぐ貼り込むのは苦手。😢
グレーの大きなデカールがありますが、この部分は着艦部分、すでに塗装で表現しているので不要です。(正式名称不明)
そして着艦用の大型のライン、これが3色用意されています。おそらく色が不明な為だとおもわれます。時期によって色がかえられた可能性は・・・ないと思いますが。
とりあえず資料写真から色彩を推測します。
赤色は搭載機の日の丸に比べまだ薄い色。白色とすると白線とは違う濃さです。
そう考えると黄色の可能性が浮上するので、黄色を選択しました。
エッチング製遮風柵を準備して仮設置。
先にマスキングテープで墨だし、それに沿って白線デカールを貼り込んでいきました。ただどうしても動いてしまい、またデカール自体も結構薄く破断する箇所が多発しました。
マスキングを剥がした後、ずれた部分の微調整は木板のラインに沿って貼ればいいのですが、難しい💦
遠目にはよさげにに見えますが、結構歪みが。💦💦💦
やっぱり塗装がいいのかなあ。
まあ、いいや。
資料写真をいろいろ見ていると、キットに用意されていないものも見つかります。
艦尾の飛行甲板を支える支柱に舵柄信号票の中立を示す白線が、その左舷側白線下に指数板が設置されています。初期の戦艦、重巡に設置されていた後続に情報を知らせるための物です。
ジャンクエッチングにこの指数板があったのでこれを使います。
以前製作した天城でも使いました。直径4mmほど。これに1mmに満たない数字があるので
塗装で塗り分けます。
艶消白で下地を塗装。
文字の部分のみ黒をさします。
これが限界。
艦尾に取り付けます。既に白線は塗装済みです。
舵柄信号標はまだです。これから取り付けます。
カッターもボートダビットに吊り下げて。
その後ろには係留桁までおりるラッタルを取り付けました。係留桁はまだです。キットにも用意されていないので自作しないといけません。
遮風柵も斜めに設置しました。支柱の状態をちょっと調べないといけませんが。前にエレベーターがあるので持ち上げる方法でしょうか。調べます。
残る艤装は、カッターの振れ止めの帯、係留桁,舵柄信号標等々ですが、もう少し資料写真をみながら調べてみます。
艦橋のない航空母艦、ちょっとすっきりしすぎかなと思っていましたが、形になるとこれはこれで興味深い艦船です。
早く艦載機も飛行甲板に並べてみたいものです。
それでは今日はこのへんで。
いつもご来訪頂きありがとうございます。
でわでわ。