岡田vs麻生プレイバック! | エビ☆ログ

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角海老ボクシングジム公式ブログ

4月19日(火)角海老ボクシング~WINNIN' STREAK~のメインイベント第37回チャンピオンカーニバル、日本S・ライト級タイトルマッチ
チャンピオン岡田 博喜(角海老宝石)vs同級1位麻生 興一(三迫)

その前に!

岡田vs麻生の前試合を振り返ってみましょう!

2014年3月に王座決定戦を制し日本S・ライト級タイトルを載冠した岡田選手は同年7月28日、当時シャムガル興一というリングネームの麻生選手を迎え初防衛戦に臨みました。

前日計量では岡田選手がリミットいっぱい63.5kgで、麻生選手が200Gアンダーで計量をパスしています。


舞台は角海老ボクシング、ダブルタイトルマッチのセミファイナル。
王座初挑戦の気合を感じさせる麻生選手

初防衛戦ながらリラックした面持ちで入場する岡田選手。

ご存じの方も多いと思いますが、麻生選手は元角海老ジム所属。気心知れた元同門同士による頂上決戦です。

開始のゴングと共にガードを固め一気に距離を詰めてくる麻生選手に対し、岡田選手はジャブとサイドステップを巧みに使い、要所で左ボディーや細かい連打をまとめ先手をとります。

第3ラウンドに入ると麻生選手は更にプレッシャーを強めインファイトへ持ち込み打ち合いに。

第4ラウンド再び岡田選手がペースを取り戻したかと思いきや第5ラウンド、麻生選手が左フックを好打、そこから攻勢をかけ、更にラスト30秒には右をクリーンヒットさせ王者を窮地へ追い込みました。

第5ラウンド終了時の途中採点ではジャッジ3者ともに1ポイント差で岡田選手がリード。

これで勢いを取り戻したのか、第6ラウンド再び優勢に試合を進める岡田選手。右ストレートを断続的に打ち込み、第7ラウンドも左フックのカウンター、右ストレートを決めます。

しかし第8ラウンド、麻生選手の連打で右目の上をカット。ドクターチェックが。
岡田選手の消耗は明白です。

第9ラウンドも打ち合いに。再び麻生選手の右をもらいピンチになった岡田選手ですが気合でコンビネーションを返します。

両者とも疲労とダメージでフラフラになりながら迎えた最終ラウンドはまさに最後の力を振り絞った壮絶な打ち合いに。

互いに一歩も引かず壮絶な打ち合いを繰り広げる両者に会場は歓声の渦に包まれました。


試合終了後、富樫リングアナから「両者に拍手をお送りください」という異例のアナウンスがされるほど見ている者全てを魅了した戦い。

結果は3者ともに96-64の判定で、岡田選手が初防衛に成功しています。

あの角海老年間最高試合とも言える戦いから約1年9ヶ月。

岡田選手はタイトル防衛を3に伸ばし、麻生選手は再びランキング1位に上り詰め指名挑戦権を獲得し、再び拳を交えます。

運命のリマッチには一体どのような結果が待ち受けているのか。4月19日、後楽園ホールにて自分の目で確かめてください!