お店では、まだまだ白熱電球が良く売れている記事を書きました。
今回は、電球を選ぶ時に注意することです。
お店で、店員さんと話をしていると、
お客さんが
「今使っている電球が暗いので、明るくしたい。」と、言われるケースがけっこうありました。
お客さんは、白熱電球を明るいものに変えれば良いと思っているようです。
答えは、今より明るい白熱電球に変えるのはダメです。
白熱電球を変えて明るくするには、器具ごと変えなければなりません。
何故かというと、
白熱電球を明るくするということは、
消費電力の大きいものに変えることになります。
今、60Wの白熱電球を使っていれば、100Wの白熱電球にするということです。
普通のことのように思われますが、ダメなんです。
60Wしか流すことが許されていない器具に、100Wが無理やり流れることになります。
100Wの白熱電球は、100Wの電流を要求します。
器具には、
許容範囲を超える電流が電球から要求されても、その電流をセーブする機能は付いていません。
なので、この100Wが流れる状態が続くと⇒器具が燃えて⇒火事になります。
これが、「今より明るい白熱電球に変えるのはダメです。」の、理由です。
器具には何ワット(W)までと、使える消費電力の表示がされています。
白熱電球の交換の際は、使っている器具を必ず確認してください。
明るくするのに器具を変えるのは大変です。
簡単に明るくする方法は、別記事にします。