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【2022.2月19日】父、肋骨折る

2022.2.19

 

「肋骨一本折れてますね」

 

その夜は、茶の間で両親がカーリング観戦

 

私は二階の自室でチャーリーとチョコレート工場を楽しんでいた

 

ベルーガがリス達に穴に落とされ、ウンパルンパの曲が流れ始めた時

階下から物凄い音が聞こえた

 

ドスン、と

 

大慌てで茶の間に降りると、父がうずくまっていた

父の横で母が心配の声を掛けていた

 

転んだらしい

 

回転椅子に引っかかって、よろけた拍子に母の化粧机に脇腹をぶつけ

たらしい

 

たいそう痛がっていたが、その夜は、湿布を貼って就寝した

 

翌朝、「病院には行きたくない、数日で治る」と言い張る父を説得し、旦

那が入院している、いつもの総合病院へ行った

 

結果、肋骨一本折れていた

 

そりゃそうか

自分で椅子から立ち上がることも出来ず、くしゃみで断末魔の叫びをあ

げていたんだもの

 

父は要安静、旦那は入院中の我が家

母と女二人、危険な箇所を撲滅すべく、家具の配置換えに勤しんだ

 

 

 

 

 

 

【2022.2月15日】旦那、抗がん剤治療の為入院

2022.2.15

 

退院から約二週間、体力を取り戻すべく、毎日少しずつ少しずつ

旦那は動いた

 

職場や自分の親への顔出し

屋根の雪下ろしや排雪

夫婦二人でのろのろ散歩

 

人の多いところには一切行かず、ありとあらゆる雑務をこなし、満

を持して旦那は入院した

 

今回は最初の数日を個室にした

 

抗がん剤の点滴を打ってからの数日は、日常的な音やにおいが

ストレスに感じるので、個室を希望する人が多いらしい

 

一番優しい価格の個室を予約

 

入院当日のみ、荷物持ちの家族も個室に案内された

 

・・・せっま!

 

優しい価格の個室、せっま!

 

世の中、本当、お金

 

 

 

 

【2022.1月31日】旦那、一時退院

2022.1.31

 

検査結果により、腹膜播種の疑いが消えた旦那は、術後、気持ちも体も

順調に回復した

 

抗がん剤治療の1クール目は入院したまま開始する予定だったが、突然、

お腹の張りがつらく食事が通らず、レントゲンと造影剤を飲む事となった

 

結果、胃の働きが悪くなっているとの事で、数日の断食が課せられた

 

退院予定日が一週間後に見えていただけに、この断食は旦那の気持ちを

少なからず滅入りさせた

 

断食から普通食に戻るだけで一週間はかかる

そこから抗がん剤治療が始まる事を数えると、どんどん伸びる退院予定

 

リフレッシュしてから抗がん剤治療に臨みたい旦那は、コロナが心配な先

生と「人の多いところには行かない」と約束し、一度退院する事になった

 

退院した旦那が言う

「今年になって、まだ自分の家で二晩しか寝てない」

 

【2022.1月5日】旦那、肝転移手術と腹膜播種

2022.1.5

 

一昨年の夏、大腸がん手術と抗がん剤治療をした旦那

術後一年経った昨年、色々な検査を受けた

 

影が見つかった

 

秋から冬にかけてダイナミックCTやPETと検査をし

 

肝臓に転移している事が確定した

 

小腸にも二か所光る部分がある、と

 

年明け早々に入院し、手術となった

 

開けてみると、他にも二か所切除する事となった

 

その二つを病理検査に出し、結果次第では抗がん剤治

療となる

 

入院前に旦那が言った

「今年はキャンプに行けるかな、行けるようになっても、

のんびりしていられないかも知れない、時間が足りない

かも知れない、行きたいところに行っておかないと体が

動かなくなるかも知れない」

 

じゃあ、今年は生き急ごうか、一緒に

急ぐことなかったとしても、そうしてみようか

 

そう答えた

 

本当はわんわん泣きたかったけど、本当にわんわん泣

きたいのは私ではない

 

私がいけなかったのかな

がんが消える、みたいな本を実践すれば良かったのか

 

ずっと、旦那との老後が思い浮かべられないと思ってい

たのは、そういう事なのかな

 

入院前に引いた旦那のおみくじは大吉だった

こんな時だけの神頼みを神様はどう思っているのかな

 

 

 

 

 

【2021.12月23日】かでなごと(退職と父の免許返納と婦人科)

2021.12.23

 

春、五年務めた会社を契約満了ニコニコ退社

専業主婦として家の色々をこなしつつハロー

ワークへ通う

 

免許を返納した父に代わり、両親の病院の送

り迎えや買い出しなどをこなす

 

去年救急車で運ばれてから自主的に運転を止

めていた父、車検と免許の更新が重なったの

で、両方手放す事を決めたらしい

 

父の気持ちを考えると、悲しくて寂しいけれど、

感謝しかない

 

いつか見習う日が、私にも来る

 

 

夏、旦那のお父さんが白内障と緑内障の手術を

終える、内科では糖尿の初期と診断され、時折

お手製の「野菜ばっかり弁当」を渡しに行く事に

した

 

私一人で家族全員の面倒を見られるのか不安

になり、人間ドッグ受診

 

自分が満を持して健康体と知る

 

 

秋、股関節置換手術から一年経った母が、病院

でのリハビリが必要となり数週間通院

 

要因は、股関節を大事にし過ぎて筋肉が固まっ

てきたとの事

 

確かに、家族も母自身も母に対し、過保護にし過

ぎていた

 

母のお姫様扱いは終わりを迎えた

 

 

冬、私の健康は人間ドックで実証されたが、どう

にもイライラと頭の重さとめまいがつらく、婦人科

受診

 

現状のつらさを和らげる漢方が処方された

 

自分自身の心の安静を手に入れた気がして、ほっ

とした

 

しかし、どうして私は食前の服用を忘れるのか

そして、どうして食事一口目に飲み忘れに気づくのか