前作から一年後、少女売春組織の実態を調べていた記者とその恋人が殺され、リスベットが容疑者に。更には彼女の後見人の弁護士までもが殺され、ますます窮地に追い込まれる…。原作はスティーグ・ラーソン、監督はダニエル・アルフレッドソン、主演はミカエル・ニクヴィスト&ノオミ・ラパス、共演はレナ・エンドレ、ミカエル・スプレイツ、ゲオルギー・ステイコフ等です。
(2009年度:スウェーデン・デンマーク)
無実の罪を着せられたリスベットが真相追及に奔走し、「相棒」ミカエルが彼女の無実を晴らすべく努力する姿が描かれていきます。たとえ別々に行動しても、やはり良いコンビです。そしてリスベットの生い立ち、おぞましい過去が明らかになります。「金髪の巨人」という怪物キャラが登場したり、土の中に埋められたリスベットがゾンビのように復活したりと、悪く言えばイロモノ系になってしまった感があり、前作のような謎解きの面白さもありませんが、3への繋ぎ作品としてはそこそこ楽しめました。
(IMAGICA BSで鑑賞)