阪神５－４巨人、阪神６勝２敗
葛城決勝タイムリー！金本魂の一発！
阪神先発下柳は初回にラミネスに先制２ランを許し、それ以降もピンチの連続。しかし要所を締め、６回を２失点でしのぎました。打線も下柳を援護、２回に鳥谷が同点２ラン、続く矢野も勝ち越しソロを放って逆転。６回には前の打席で頭に死球を受けていた金本が不安を吹き飛ばす弾丸ライナーをライトスタンドに突き刺しました。これぞアニキ魂の一発！ 恐れ入りました。
しかし、７回に登板した能見が大誤算。ラミネスにタイムリー二塁打を打たれ（ホームランだった？）、一死満塁からリリーフした渡辺がゴンザレスにライト前に運ばれ同点に追いつかれました。阪神にとってラッキーだったのは、阿部の走塁ミスでライトゴロになったことです。ここで逆転を許さなかったことが、８回の葛城の決勝タイムリーに繋がりました。金本のレフト前ヒットで３塁まで進んだ新井の好走塁も大きかったです。葛城の当たりは前進守備でなかったら、捕られていたかもしれません。そして、その裏の巨人の攻撃は、江草が三者三振に抑え、完全に流れを引き寄せ、９回も藤川がきっちりと三者凡退に抑え、阪神がクロスゲームをものにしました。
勝ったから良かったものの、この試合でも岡田の不可解な采配がありました。なんで７回が能見なの？ あそこは今まで通り、安定感抜群の渡辺でしょう。巨人の打者に左が多いというのなら、実績のある江草を行かせるべきでしょう。能見は大量リードのゲームや、負けてるゲームでは好投しますが、あの場面では荷が重いですよ。結果的に阪神にとってのラッキーが重なり、逆転は許しませんでしたが、負けていたら完全な敗因となっていました。その一方、８回は久保田ではなく、江草を起用したのは、岡田にしてはナイス采配でした。
【今日の今岡】
代打で出場し、三振。
【今岡へ贈る言葉】
おい今岡、やっぱりダメだな。お前のライバル葛城が左投手から決勝タイムリーを打ったぞ。やはりお前より葛城だな。明日もベンチで休んでいてくれ。