明けましておめでとうございます。
(旦那実家~5kmの太平洋からの初日の出)
また再び長期に渡る突然の音信不通、失礼致しました。
特に何があったわけでもなく、仕事が多忙、なんとか走る時間・ゴルフの練習する時間・筋トレする時間を捻出、朝から晩まで信長の野望をやりまくる旦那様を後目に家事は9.5割負担、年末年始休暇に伴う各種ウタゲに参加しては酒飲んで体力の限界を迎え、深夜までコタツで寝て、結果慢性睡眠不足で疲労困憊という日々の中でSNS活動及び年賀状作成を諦めておりました。
あとは会社での私用ネット利用の警告、5年半使っているiPhone7の寿命などありまして、スマホでアメブロがほぼ開けない状態。
たまに調子がいいときは開けたりするんですが、アクセル全開で頑張ってるもんだから本体はアツアツになりバッテリーは高速消費し、通勤のうちに充電は50%を切る状態。
さっさと機種変しろって話なんですが、最近の各社展開する複雑なスマホのからくりは意味不明だし、ちょっと本気出して検索してみようもんなら出てくる出てくる高額スマホ!!
第七世代?第三世代?なんか知らんけどSEとか最低限の安いスマホでいいのに、そういうのは調べてみると在庫無し。
みなさんが当たり前に手にしているスマホはみんないったいどんな苦労をして手に入れたものなのでしょうか。
ボーナスにてスマホ1台分くらいの金額でウッドとアイアンの買い替えを優先してしまったゴルフバカには全く手が出ません・・・
年始に久々に兄に会ったのでその旨伝えたところ、「お前のスマホはお母さん(74)と同じレベルだな。そんな動かねぇポンコツに毎月高額払ってるとかじーさんばーさん以下だぞ!」とバカにされました。
もう携帯というものを手にしてからずーーーっと電電公社(ドコモ)一筋ですからね。本当いいお客様カモですよ。
でもね、電電公社さんのおかげで半年前のクソ暑かったあの夏の日に紛失した私のiPhone7を救って頂いたので、もうちょっと頑張ってもらいたいんですよ。
ちょうど先日も大阪からたっきぃさんが帰省きっかけに新旧アメブロランナーさん達と楽しく長距離徘徊や宴を楽しまれていたようですが、あの日もたっきぃさん帰省に伴う宴が開催された日でした。。。
2022年8月15日は、リカコ☆さんの一周忌でもあり午前中はさとさんとお墓参りへ。
駅から片道2km弱でしたがとんでもなく暑い日で、病み上がり直後の苦しそうなさとさんと汗だくで歩いた日が懐かしい・・・
そのまま都内の宴へ向かおうと思っていたけどあまりの汗だく具合で一度家に帰った程w
昼過ぎから神田近辺で集合し、一軒目でかなりいい感じに仕上がったところで持ち込み自由のカラオケに何時間滞在していただろうか。
(妖精さん直後の最新免疫獲得者3名含)
テーブルには数々のストロングなロング缶が並び、その宴の楽しさ激しさを物語っておりました。
何がきっかけだったのかやっとお開きになり、神田駅から帰ろうとした私は泥酔の後、参加者の一名にドロップキックをかましたりと大暴れしていたそうで・・・(もちろん記憶喪失)
その際、財布とスマホを落としたことに気付かぬまま、どうやらポケットに入っていた定期で電車に乗車。
何時間総武線に揺られていたのか気付けば千葉駅。
はっ!として電車を降りて、身の回りを確認すると、スマホがねぇ・・・財布もねぇ・・・(定期はあったのに無いと確信して改札を強行突破)
なんとか終電で帰宅できたものの、深夜に大泣きする酔っ払い!
そんな妻にも落ち着いて、まずはパソコンでスマホの位置を確認しようと提案する優しい旦那様(家事負担0.5割だけどこんなことが度々あるので何も言えねぇ)。
しかしアップルなんちゃらにログインしようにも酔っ払っててIDもパスワードも出てこない。
ラチがあかないのでまずはクレジットカード会社に連絡して止めてもらって寝る。
(実は前日のゴルフでカードを別の財布に入れたままだったので止める必要もなかった酔っ払い具合。)
翌朝なんとか思い出したアップルIDでスマホを探すサイトに入れたけど、電源切れてて見つからず。
各社鉄道会社にも連絡したがそれらしい拾得物の届け出は無い。
電電公社に連絡したら、3000円払えば最後に電波を発信していた場所を教えてやるというのでお願いすると「神田駅付近」とのこと!
やっぱりそうかー!
神田にいたんだもん、きっとその後今何者かによって電源が切られてるってことは、確実に悪いヤツの手に渡って今頃海外に売り飛ばされてるに決まってるじゃねーかー!!
(そんなに価値あるもんじゃないのにやたら自意識過剰)
もうダメだ。。。終わった。
よし!諦めてもうこの際だから機種変しよう!
ってことで電電公社ショップへ伺いたいところだが、イマドキはネットで来店予約しなければならず、しかもスマホのショートメールとかで確認を取らねばならず、いやいやスマホが今手元に無いんだってばって状況に。
幸い実家が近く、母も家にいたので母のスマホを使ってネット予約したり電話したりでやっと来店予約完了!
とにかく何かするにもとにかく便利なようで、スマホがなければ不便な世の中である。
やっと夕方電電公社ショップへ伺い、お姉さんにスマホ紛失に伴い機種変したい旨お伝えすると、しばらく奥に下がったお姉さんが戻ってきて言うには「お客様のスマホとお財布、秋葉原の警察署に届いてるみたいですよ」とのこと。
えー!3000円払ったときはそんなことまで教えてくれなかったのに、ショップへ伺って機種変をお願いするとこまできたらそこまで教えてくれるんだ!
最近は何事もネット経由で機種変更なんかも事が済む時代だけど、やっぱ高額払ってる手のかかるアナログなお客様にはこういう対応してくれるんだなぁ。
きっと格安スマホとかそういうのだとこの奇跡はおきなかっただろう。
っていうか神田で失くしたってわかった時点で神田近辺の警察に連絡するってこと考えればよかったのに、勝手に海外に売り飛ばされてるストーリーをでっち上げてしまった早とちりな自分がアホ過ぎる・・・
この殺伐としたコロナ禍においてまだ日本はこうして道端に落ちている財布とスマホを警察に届けてくれる優しい人がいる世界なのだ♪
そんなわけで電電公社のお姉さんと警察署のやり取りの末、翌日万世橋警察署に受取に行くことになった。
翌朝はお盆休み明けの出社日であったが、警察に出頭するので遅刻する旨を電話ボックスから連絡を入れることに・・・
警察署に行くにも電電公社のお姉さんがくれた印刷した地図を見ながら行くしかなく、スマホねぇとマジ何もできねぇ。
遺失物コーナーへ行くと、若手っぽいお兄さんが手続きをしてくれて私のスマホと財布が入ったビニール袋を持ってきた!
おぉ~!まさかまたお目にかかれるとは!!
よくぞ戻ってきてくれた私のポンコツスマホと42歳の所持品としてはちょっと恥ずかしいドラえもんのお財布><
受付のアクリル板越しに感動の再会を果たした私のスマホ達はもう目の前なのだが、そのお兄ちゃんが言うには、どうやらここまで来てタダでは返してもらえないと。
というのも今回の件は拾得者がお礼を求めているので、あなたがこれを受け取った時点で、受け取り者が現れたこと、そして受け取り者の住所・氏名・電話番号を拾得者に警察がハガキでお伝えしますので、あなたは直接その人に連絡してお礼してください。
そのことを約束をしてくれないとお渡しできないというのだ!
しかもそのやり取りに一切警察は関与しないとのこと!
なんじゃそりゃ!?この個人情報の取り扱いにうるさい時代に、警察を通してそんなアホなことあるか!?
被害妄想のひどい私はまたしても最悪のストーリーをいっきに脳内で展開させ、結果拾得者はこの件を餌に私に高額請求をし嫌がらせを続け、ストーカーとなり、引っ越さねばならないところまで妄想は進んだ。。。
拾ってくれたことはありがたいが、いっきにそいつが悪者に思えてきたぞ!!
普通拾ったものを警察に届けたら「いい事したなぁ~♪もし持ち主がしばらく現れなかったらそのうち7割くらいキャッシュバックあるんだっけ?」それでいいじゃねーか!
そうじゃないとなると、きっとその拾ったヤツはこんな制度があることを知ってる上で、酔っ払いがうろつく時間帯に神田近辺で落とし物はねぇかぁ~と日々徘徊し、ついに見つけた落とし物を餌に持ち主に憑りついてとんでもない請求をしてくるに違いない!
まじかー!そうなるんだったら、こんな価値もないポンコツスマホなんて受け取らない方がいいんじゃないか?
財布には1万円入っていたけど、その後の地獄のような生活を想像したら、諦めた方がいいんじゃないか?
警察のお兄ちゃんに「こういった例でその後トラブルになったりしてないんですか?」と聞いてみたら、そういったことは聞いたことがないですねぇ…とあくまでこのお兄ちゃんの浅い人生経験に基づく回答をしてきてる感じがしてならない><
うーん…としばらく悩んだが、やっぱり目の前にスマホと携帯があるわけで、まためんどくさい機種変更の手続き等を想像すると、自分のでっち上げたストーリーよりは確実にめんどくさいことが起きることは明らかだったのでしぶしぶ受け取ることにした。
それと同時に拾得者情報として私も相手様の個人情報を入手することとなった。
うーん、これ双方にとってリスクしかなくねーか?と改めてこの不思議な習慣に目を疑った。
警察からこの日これから拾得者宛てに発送される、私の個人情報が書かれたハガキが届くまであと2日程度。
その前にいきなり連絡しても何事かと思われるだろうし、しばらくこの件はおいておいて調べ上げておく必要がありそうだ。
まだ事件は完全解決に至ってないし、手元に戻ってきたことを素直に喜べないのは歯がゆいものだ。
こういったお礼を求められた件について調べてみると、やっぱり同じようなケースを経験した人は多いようでいくつか情報が出てきた。
「遺失物法28条1項では、落とし物の持ち主は、『落とし物の価格』の5~20%の報労金を支払わなければならないとされている」とのこと。
しかし人によってはやっぱり貴金属や重要書類など価値がはっきりしないものでトラブルになって、高額請求されることになったって話も出てきてぞっとした。
更には直接会ってお礼金と菓子折りを渡したって話もあって驚いた!
まぁちょうどこのコロナ禍だし、たまたま直接人に会ったり食べ物のやりとりなんかはできれば避けたい時代であったのは不幸中の幸いか?
ちなにみiPhone7の中古買取価格を調べてみるとたったの1万円であったのもラッキーだった。
となると現金1万円とスマホ代1万円でその20%は4000円が妥当な金額だけど・・・
やっぱ向こう様としてはそれじゃあ期待外れだし、多めに払っておいた方がトラブルなく解決するんだろうか?
とはいえ多めに払って「こいつからは金がむしり取れる!」と思われても怖いし・・・
と、いろいろ考え身内や友人に相談した結果、とりあえず上記の内訳を伝えて5000円を現金書留でお送りすると相手に伝えてまずは交渉してみることにした。
相手が難色を示したら1万円にあげる余地を残しておけるわけだし。
しかしまた怖いのがこの電話だ。
相手がどんな人間かまったくわからないのである。
そんな話を会社の総務課の先輩OLに話していると、Googleマップでその住所の建物の雰囲気を見てみたらどうかと言う。
たしかにそうか!まぁ同じことを相手にされる可能性は高いが、もう向こうに個人情報を知られるのも時間の問題、そんなこと言ってられんからとにかく先制攻撃だ!(完全に悪者扱い)
更には名前からエゴサーチすれば、SNSに情報が見つかるかもしれないとすごい捜査力だ!
(こんな人を嫁にしたらあっという間に浮気なんてバレるな!)
するとたまたま変わったお名前だったので情報の断片を発見することができ、建物からもなんとなくその人物像が浮かび上がってきた!情報化社会は恐ろしいが今回はかなり助かることになった。
それから数日後、例のはがきが届いたであろう頃勇気を出して電話してみると、やはり想像した通りの声の人物だった!
こちらの交渉にもあっさり快諾してくださり、むしろ「ありがとうございます」と向こうからお礼を言われてしまい、こちらこそこんな酔っ払いの落とし物を拾って警察に届けて下さったのに勝手に悪者扱いして本当に申し訳ございませんでした!と言いたかったがそこは言わないでおいたw
すぐに現金書留でお礼状と共に送った現金は無事受け取りが確認でき、やっと一件落着となった。
新年早々、半年前の夏の出来事にお付き合い頂きありがとうございました。
OLOLOL
という、自分が泥酔したせいで落とし、たくさんの人の優しさでで戻ってきた私のiPhone7。
その後大切に使ってきましたが現在パンパンで全く使い物にならないのである。
アプリは一つ入れたら一つ消さないといけない状態で、ついに使用頻度の低いFacebookはこの度削除されることとなりました。
もともとスマホでブログを書かない派なので言い訳にはならないのですが、相変わらずの不定期かつ長尺な迷惑ブロガーですが、今年もよろしくお願い致します。
あ、ランの方はだいたい毎月300kmずつくらい走ってます。
今シーズンのレースは1月末のチャレンジマラソンのハーフ・大阪マラソン・佐倉マラソンって感じです。
それではみなさんお元気で。