あいまいな言葉③/互いの認識の違いを意識 | もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

幼い頃から仏道に縁し、「生きる」ことを問い始めたのは15歳のとき。『発達障害から知る子育て』の著者であり、子育て支援カウンセラー• スピリチュアリティコーチであり、国語科講師としての立場からも「子育て」「教育」のあり方を提案していきます。

子育て支援「響育」カウンセラー・ 

スピリチュアリティコーチの岡田和美です。


お読みいただきありがとうございます。


教育を世界平和へ繋げるライトワーカーと

して、「幸せ基準」を推進しています。


初めての方へ、プロフィールはこちらです



新聞に掲載されていた言語学者・川添愛さん

の記事を、3回に分けて紹介してきました。


初回の記事はこちらです



前回の記事はこちらです



では続けます。



互いの認識の違いを意識 


こうした「あいまいさ」は、排除した方が

いいと思うかもしれません。

でも、あいまいさがあるから、私たちは

便利に生活できているのです。


複雑な世の中を事細かに表現しようとすれば

するほど、言葉が長くなり、単語の数も

増えてしまいます。

それでは人間には理解しづらい言葉になって

しまう。

そこで、おおざっぱに物事を捉えることで、

言葉を短くし、瞬時に理解できるようにして

いるのです。

あいまいさは、効率的にコミニケーションを

行うのに貢献しているのです。


より正確にコミニケーションを取るには、

どうすればよいでしょうか。

それは相手と自分の認識の違いを意識する

こと。

共通認識が多ければ短い言葉で通じますが、

少なければ詳しく伝える必要があります。


最近、若者がLINEで「り」と書くことが

あります。

「了解」という意味なのですが、それだけで

通じるのも、互いに共通認識があるから。

こういう言い方を知らない人は、打ちミス

かなと思ってしまうかもしれません。


最後に、あいまいな言葉の便利な使い方を

お教えしましょう。


食レポで使われる表現で、あまり美味しく

ない料理の時に「なかなかですね」「独創的

ですね」など。

どちらにも意味が取れるし、相手のことを

否定したくない時に便利です。


もしかしたら、若者が、何に対しても

「ヤバい」を連発するのは、同じような

理由かもしれませんね。





「ヤバい」については、『いつもの言葉を

哲学する』の著者で、東京大学大学院准教授

古田徹也さんのインタビューを、過去記事で

紹介していました。


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