米は投機の対象ではなく、安定供給が必要
日本人の主食である米は、投機の対象にすべきではありません。すべての家庭が安定した価格で購入できることが重要です。
「安定した価格」とは、需要に応じた適切な供給量を確保し、価格の急激な変動を防ぐことを意味します。
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現在の米価格高騰の背景
現在、米の価格が高騰しているのは、複数の要因が重なり、供給不足が進んでいるためです。特に以下のような問題が深刻です:
- 生産農家の収益が少なく、経営が厳しい
- 肥料・農薬・資材・電気・燃料などのコスト上昇
- 害獣対策の負担
- 農家の高齢化と後継者不足
これらの要因により、農業をやめる人が増え、田畑が荒れ地になっていく様子が各地で見られます。私自身も、妻の実家へ帰省する際、鉄道沿線の田畑が年々雑草に覆われていくのを目の当たりにしています。
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米農家を守るための取り組みが必要
農家が魅力を感じ、継続的に米作りを行えるようなモデルを構築しなければ、供給量はさらに減少し、価格は一層高騰するでしょう。
本来、こうした問題には農林水産省が積極的に取り組むべきです。
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流通の見直しも重要
米が消費者に届くまでには多くの業者を経由しており、その過程で輸送費や人件費などのコストが上乗せされています。特に以下の点が影響しています:
- ガソリン・軽油の価格上昇
- 運送業界の人手不足
価格高騰の「前」と「後」で、どの段階でどれだけコストが上乗せされているのかを検証し、過剰な利益が発生していないかを確認する必要があります。
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米は一般消費財とは異なる
米は単なる商品ではなく、日本人の主食です。特定の業者が過剰な利益を得るような市場構造は見直すべきであり、米市場には特別な管理体制が必要です。
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将来を見据えた農政と支援策を
米生産農家が維持できる価格帯を5年後、10年後を見据えた農業政策を、JA(農業協同組合)と連携して進め、適正な価格形成を目指すことが政治の役割ではないでしょうか。
また、設定された価格でも生活が苦しい家庭には、補助金や税の軽減などの支援が必要です。
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消費税と報道の問題点
私は消費税に否定的な立場ですが、価格上昇に伴い、流通過程での取引や輸送費にも消費税がかかり、結果として税収が増えています。この点については、ほとんど議論されていません。
さらに、テレビやネットでは「米を食べない人」や「生活に余裕のある人」へのインタビューが多く、あたかもそれが民意であるかのように報道されがちです。しかし、実際に米を必要としている家庭への調査がなければ、問題の本質が見えなくなってしまいます。
確かに米離れは進んでいますが、それ以上に供給不足が深刻化しています。特に、育ち盛りの子どもを複数抱える家庭にとっては切実な問題であり、子育て支援や将来の高齢化社会にも関わる重要な課題です。
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