ビジネス書に学ぶ!子育てのマネジメント | 発達障害改善への道

発達障害改善への道

「勉強にはついていけないだろう」と言われた発達障害児の息子が、学校のテストで100点を取り、友だちとも仲良く遊び、万年ビリだった徒競走では1位を獲ることができました。
どうやって発達障害を改善していったのか。自分の力で人生を変えるための情報を発信しています。

最近は、仕事でも役に立つので、ビジネス書を読んで子育てに生かしています。

 
 

 

 

 

(ちなみに、文庫版と完全版を読んだのですが、完全版の方が読みやすかったです)

 

『人を動かす』がとても良かったので、ビジネス書にハマり出して、でも最近は仕事が忙しくて本を読む時間がないので、YouTubeで勉強しています。
 
モチベーション紳士の10分で分かる本の要約
 
や講演YouTubeなどサクッと短い時間で知りたい情報だけを集めてます。
 
 
ビジネスでも重要なマネジメント。
 
 
これ、子育てにめちゃくちゃ使えます。
 
 
逆にいえば、マネジメントが下手な人は子育ても上手くいかないと思います。
 
 
共働きで、ママが高収入で忙しいにも関わらず、子供が名門大に入る率が高いのは、遺伝子だけの問題ではないということが、マネジメントを学ぶと分かってくると思います。
 
 
 
それでは、今回も、
 
 
めちゃくちゃ上から目線でいきたいと思います
 
もう、このパターンでいくわ。
 
 
そっちの方が伝わりやすいニヤニヤ
 
 
 
まず、マネジメントとは、組織の成果を向上させるための道具や機能、機関と定義されています。
 
 
 
うん、分かりにくいね。
 
 
私なりにいえば、部下を成長させるために、必要な道具や手段を整えて、会社に利益を生み出す役割と考えています。
 
 
子育てでいえば、自立(人によってそれが高学歴や高収入を指す)させるために、環境を整え、指導やしつけを行う親の役割と定義づけます。
 
 
マネジメントを学ぶと、部下の育て方と子供の育て方って非常に似ていることが分かってきます。
 
 
 
例えば、部下の成長を見ていると、大きく分けると4種類のタイプに分かれます。
 
 
1種類目。
 
何もしなくても勝手に育っていく仕事ができるタイプ。
 
 
いるんですよねー、めちゃくちゃ優秀で即戦力になるタイプ。
 
 
これは子育てにおける、いわゆる「優秀児」というやつですな。
 
 
どんな環境でも、勝手に育っていくただただ羨ましい存在チーン
 
 
2種類目。
 
適切な環境設定をすれば、勝手に伸びていくタイプ。
 
 
1種類目と違うのは、甘やかされた環境や、厳しすぎる環境だと伸びないというところです。
 
 
1種類目(種類とか書くと語弊が生まれるかもしれないけど、分かりやすさ重視で)は、どんな環境でも伸びるのに対して、2種類目はある程度の研修期間と責任感のある仕事をやらせると急成長します。
 
 
これを、子育てにおける「定型児」と定義づけます。
 
 
 
 
3種類目。
 
叱ったり褒めたり、適宜指導しないと伸びないタイプ。
 
 
とにかく手間がかかるタイプ。さらに、本人に向上心があまりないので、サボり癖があります。
 
放っておくと、できる人に仕事を丸投げしてしまいます。
 
指導を怠るとまったく伸びない可能性があるので、注意が必要です。
 
 
 
これを、「発達凸凹児」とします。(発達凸凹児ができないやつって言ってるんじゃないよ!ちゃんと指導すれば伸びるよ!!ただ手間がかかるだけチーン)
 
 
 
4種類目。
 
 
能力がないのにやる気はあるタイプ。
 
 
どのビジネス書でこの4種類のタイプを読んだのか忘れたけど、そのビジネス書ではこのタイプが一番仕事ができないと書かれてあった。
 
 
これ、組織のマネジメントとか、経営に携わったことがある人なら納得してもらえると思うんだけど、能力ないのにやる気あるタイプが一番問題起こすんだわ。
 
 
やる気はあるから、ガンガン仕事するんだけど、とにかくミスが多くて、分からなかったら分かりませんって聞けばいいのに、勝手に進めていくから、気がついたらとんでもないミスをやらかしてたりする。
 
 
でも本人に悪気はないのよ。
 
 
かわいそうなのよ。
 
 
でも、会社に多大な損失を出すのは、このタイプ。
 
 
 
3種類目は、良くも悪くもやる気がないから、ミスしても小さいものだから、リカバリーが可能なの。
 
 
 
4種類目は、知らないうちにミスが大きくなってて、気がついた時には手遅れって場合もチーン
 
 
 
子育てにおいて、3種類目が我が子だった場合(はい、うちの子発達障害児〜!まさに私〜🙋‍♀️)手間がかかりすぎて、本当しんどいけど、
 
 
4種類目だった場合、我が子がかわいそうでやり切れないよねえーん
 
 
 
だってやる気あるんだよ!
 
 
 
サボってるわけじゃないのに、能力ないからって、組織にとって一番できない奴呼ばわりされるなんて、、、
 
 
 
なんて世の中なの!!!!
 
 
 
 
って、親としては思うわけですが、一緒に働く人や組織からすれば、やっぱり迷惑な存在なわけで。
 
 
 
それが社会なわけで。
 
 
 
慈善事業じゃないんで。
 
 
 
利益生み出してなんぼなわけで。
 
 
 
じゃあ、どうするか。
 
 
 
ここで、親のマネジメント登場!!!!
 
 
 
世間では使えない呼ばわりされるこの、3種類目と4種類目を、なんとか自立させるためにはどうすればいいか!!
 
 
 
できる奴しか残さない人はマネジメント能力の低い方です。
 
 
 
そんなの誰だってできるから。
 
 
問題あるタイプをいかに引き上げられるか。
 
 
 
それが、本当の教育だと思っています。
 
 
 
仕事で例えるならば、私ならまずは掃除や雑用のプロにさせます。
 
 
重要な仕事はまだ任せられないけど、この人がいてくれると助かるという状況にさせる。
 
 
子育ても一緒です。
 
 
 
まずは基礎。
 
 
 
自分のことは自分でできる人間に育てる。
 
 
 
家の掃除もしない、家事もしない、ただゲームしてるだけ。
 
 
母親を奴隷のように使う。
 
 
 
これ、母親のマネジメント能力が低いといわざるを得ない。
 
 
 
仕事は振ってなんぼだから。
 
 
自分で全部やっちゃったら、部下(子供)は育たないから。
 
 
 
グチグチ言われるから面倒くさいとか、教えるのが面倒くさいから、自分でやった方が早いとか、それ、マネジメント失格。
 
 
マネジメントは、部下を成長させてこそ意味がある。
 
 
 
結果的に売り上げ一緒だから変わらないでしょって考えだと、組織としてマイナスになる。
 
 
 
なぜならば、それは現状維持でしかないから。
 
 
 
もしも部下を育てていれば、2倍の利益に繋がったかもしれないのに、現状維持を選択したことにより、会社の成長は止まった。
 
 
 
結果、マネジメント失格です。
 
 
もしかしたら、平社員(妻)としては優秀かもしれない。
 
 
動く駒として優秀でも、マネジメント(子育て)も優秀とは限らない。
 
 
仕事のやり方は教えてもらえるけれど、マネジメントのやり方は教えてもらうものではない。
 
 
自分で学ぶもの。
 
 
センスがある人は、自分の勘でやっていけるけど、自信がないならば勉強するしかない。
 
 
平社員(妻)の役割と、マネジメント(親)の役割は一緒ではない。
 
 
同じようには考えないこと!
 
 
 
 
…はい、今日も、やたらと上から目線でお送りいたしました。
 
 
 
お前何様やねん、っていう突っ込みは笑える程度にお願いします。ちゅーちゅーちゅー