発達障害を改善させる方法 | 発達障害改善への道

発達障害改善への道

「勉強にはついていけないだろう」と言われた発達障害児の息子が、学校のテストで100点を取り、友だちとも仲良く遊び、万年ビリだった徒競走では1位を獲ることができました。
どうやって発達障害を改善していったのか。自分の力で人生を変えるための情報を発信しています。

今日はいつものくだらない愚痴多めの日記とは違って、勉強した知識を公開します。

 
 
1年前だか2年前だか、とにかくそれくらいの時期に、もう修羅のごとく子供の発達を向上させるために、ありとあらゆることに手を出し、勉強していたあの頃・・・
 
 
その頃にブログやってたら、もっと有意義なブログになっていただろうに、すっかり熱も冷めた頃にブログ書き始めたもんだから、ただの日記になっているというニヒヒ
 
 
でも、IQを伸ばす方法を知りたいというメッセージをいただきまして、誰かの役に立つならと、これまで調べてきたことを思い出してみようと思います。
 
 
 
んで、どんな風に書こうかなとうんうんうねりながら考えておりまして…
 
 
だってさ、個人的主観によるものも多いし、ましてやド素人だし、うちのカカロットIQ伸びたっていっても、まだそこそこのグレーゾーンだし、彼の本当の数値が出るのは中学年以降だろうし、なによりもまず、カカロットが小学校でどうなるかまだ分からんし…
 
 
それなのにドヤ顔で、「これで発達障害改善します!」みたいなこと書いたら、お前何様やねんって総ツッコミされるわ
 
 
とか色々考えましてね。
 
 
でも、中途半端に書くのも、本当に必要としている人に伝わらないしな、とかも考えましてね。
 
 
 
出した結論ね。
 
 
 
めっちゃ上から目線で書くわ
 
 
振り切っていくわ(笑)
 
 
 
わしの猛烈勉強、心して読めや!!(なぜか関西弁)
 
 
 
・・・・・・
 
 
勉強でも何でも、基礎ってとても大事だと思うんですよ。
 
 
そして、他人(子供)を変えたければ、自分(親)が変わなければいけない。
 
 
だから、子供に成長してほしいと願う前段階として、肝に命じてほしいのが、
 
 
 
まずは【親が勉強しろ】ってこと。
 
 
私の場合でいうと、毎日本を読んでいました。
 
 
発達障害系、子育て系、読み漁りまして、これまでに数百冊は読んでます。
 
 
十冊未満じゃ話にならないと思ってください。
 
 
良書に出会えても、それが本当に良書かどうか判断するには、その方面の本を十冊は読まないと判断できないと思っています。
 
 
だから、親の勉強は基礎の基礎!!!
 
 
ここを疎かにすると、間違った教育方針による子供の二次障害が起こる可能性があります。
 
 
だから、…頑張れ!(それしか言えねぇ)
 
 
 
…さあ、前置きが長くなりましたが、本題です!
 
 
発達障害を改善する上で重要なのは「ワーキングメモリー」です。
 
 
ワーキングメモリーとは、簡単にいえば記憶力。
 
 
学習スペースと表現する人もいて、ワーキングメモリーを鍛えると、学習スペースが広くなって、それまでゴチャゴチャして必要な情報を取り出すまでに時間がかかっていたのが、学習スペースが広くなったことにより効率的に早く情報を引き出すことができるといわれています。
 
 
 
IQを上げ、問題行動を減らすためには、まず何よりも「ワーキングメモリー」を鍛えることが先決なのです。
 
 
 
詳しくは、
 
 
とりあえず、これを読んでください。
 
 
 
この本はね、賛否両論あるんですけど、発達障害を改善したい!と思っている人は必ず読んだ方がいいです。
 
 
 
ちょっとね、言い方(書き方)が独特というか、極端というか、ホンマでっかTVの澤口先生の本なんですけど、本なのにTVのまんまでして…(笑)
 
 
けっこうきついことや極論が書いてあるので、嫌な気分になる人はなると思う。(例えば、障害を改善したいなら、障害者と一緒にいてはならない、とか)
 
 
極端なんだけど、科学的には一理あって、障害者と一緒にいない方がいいっていうのは、隣人の科学(隣の席に優秀な人が座ると、勉強効率が上がる)に似たような論拠なのかなと思ったり。
 
 
 
とにかくね、これもホンマでっか!?って言いたくなるような本なんだけど、絶対に読んだ方がいい。
 
 
ただ私は、ここは弱いと思っているところを別の本などでカバーしています。
 
 
 
ワーキングメモリーを鍛えることが重要って、考えてみれば当然のことで、記憶力が低かったら、どんなに時間かけて教えても右から左に流れていくだけで無駄になる。
 
 
記憶力が上がれば、それだけ短時間で多くのことを吸収できるようになる。
 
 
具体的には、澤口先生の本では、数字カード法をすすめていて、私も購入してやりました。
 
 
でもね、やった人は分かると思うけど、めちゃくちゃ難しいんだわ。
 
 
しかも独学でやっちゃダメらしくて、たぶん私、やり方間違えてる(笑)
 
 
 
でも、実際に教えてもらいに行くほどの情熱もなくニヒヒ、別な方法でワーキングメモリーを鍛えることにしました。
 
 
 
一般的にワーキングメモリーに効果があるとされているのは、
 
神経衰弱
しりとり
そろばん
ピアノ
音読
 
 
などですが、
 
この本もいいよ!
 
 
これは、通級でも教材として使ってた。
 
 
あと、見学した通級では、「おーちたおちた、何がおちた」ゲームをしていて、これもワーキングメモリーに効果があるなと思った。
 
 
最近のカカロット、音読に力を入れてまして、
 
 
 
これをやってます。
 
 
1日目は読んで問題に答える。
 
2日目は、暗唱。
 
3日目は、何も見ないで書く。
 
 
 
ということをしています。
 
 
3歳〜の簡単な文章だから、見ないで書くということもできているかんじ。
 
 
これのおかげで、卒園式での長い台詞もわりとすぐ覚えられました。
 
 
あと、カカロットは面倒くさがりなので、繰り上がりの計算を意地で暗算しているので、これもワーキングメモリー鍛えられてるんじゃないかと思ってます。
 
 
 
とにかく、まずはワーキングメモリーを鍛えてIQを上げる!!
 
 
これが基礎。
 
 
 
そしてここからが応用編。
 
 
ワーキングメモリーが上がったら、発達障害はなくなるのか?っていう問題。
 
 
そんなわけないよね、改善はするけど、なくなりはしない。
 
 
高機能自閉症(昔でいうアスペルガー)になるだけ。
 
 
じゃあ次に何が必要なんだっていったら、澤口先生でいうHQ(人間性知能)
 
 
一般的に分かりやすくいえば、非認知能力。
 
 
これが、次の肝になってきます。
 
 
非認知能力については、発達障害関連の本より、子育て関連や、知育系の本の方が具体的でタメになる本が多いと思う。
 
 
非認知能力に関する良書は、個人的に、
 
 
ここらへんが、具体的で良かった。
 
 
もちろん、科学的データの本も読みましたよ!
 
 
ちゃんと論拠を頭に入れた上で、実践的な本を読みます。
 
 
学力の経済学とか、幼児教育の経済学とか素晴らしい本なんだけど、親向けではないねニヒヒ
 
 
めちゃくちゃ時間かけて読んだけど、だからどうしろと?っていう親側の疑問が出てくる。
 
 
ただし、論拠を頭に入れた上で、モンテッソーリとか昔からある子育て法を読むと、なるほどと思える。
 
 
子育て本のマイナス点って、作者の主観がどうしても強くなっちゃう。
 
 
科学的データを取ってる保育者ってほとんどいないから、ある子には向いてるけど、ある子には向かないとかザラに出てくる。
 
 
だから子育て本って難しいんだけど、自分が勉強していれば、その本の中で科学的データがなくても、ああこれはアレが論拠となっているのかって納得できて、さらに深い読み方ができるようになる。
 
 
モンテッソーリ教育法は、おそらく幼児期には高IQは出ないと思う。
 
 
IQが出る発達検査って、先取り勉強させていれば高IQ出ちゃったりする内容なのよ。
 
 
でもだからといって地頭がいいかっていうとそうでもない。
 
 
モンテッソーリ教育法は、中学年以降から効果が見えてくるやり方だと思う。
 
 
実際に
 
 
この本を読んでみると、多くの子供たちが3年生くらいから自発的に行動するようになったって経験談が書いてある。
 
 
これは、脳科学とかから見ると、まさにその通りで、非認知能力が開花するのって、中学年以降なんだよね。
 
 
 
幼児期とか低学年でいい子って、あてにならないというか、単に我慢しているだけって可能性もあって、幼児教育で結果が出始めるのって、中学年以降なのよ。
 
 
まさに、10歳の壁!!!
 
 
 
ここで躓く子は、非認知能力が育っていなかった可能性がある。
 
 
さらに、ADHDは中学年くらいで大体がなくなるというかおさまるらしいので、ADHDの特性が強いために発達検査の数値が低い子は、この年代で開花することも多い。
 
 
だから、今大変で悩んでいても、地道に基礎学力と非認知能力を上げる努力をしていけば、将来大物になる可能性もあるわけで。
 
 
 
色んな本を読んで、多角的に障害を見ていけば、そんなに悲観的になる必要がないってことも分かると思います。
 
 
 
まだまだ書き足らないけど、やたらと長くなってしまったので、この辺であせる
 
 
特にこの部分がもっと知りたい!などあったら、時間がある時に記事にしたいと思います。
 
 
それではまた〜合格
 
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