セーフィー4375 | 株好き集まれ!!兜スズメ

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■今回は材料株として一発高が期待できるセーフィー4375に注目してみたい。セーフィーは2021年9月に公開価格2430円、初値3350円でIPOした銘柄。IPO直後の4000円を最高値に業績面での低迷を嫌気してほぼ一方的に下落し昨年6月には500円割れまで叩き込まれて、その後は株価3ケタ圏での底練りが続いている。ただ、業績低迷は周知のところだ。注目はクラウド録画型映像(監視カメラ)プラットフォームを開発・運営し、クラウドカメラサービスとしては業界シェアNo.1を持つ事業内容。ゴルフトーナメントや桜まつりといったイベントやすみだ水族館、高速道路のNEXCO東日本など各種施設、生産・建設現場などでの採用実績を積み重ねている。監視カメラは飲食店舗のトラブルからも注目されているが、4月はパトライト社と報知機器で連帯、静岡市・中部電力パワーグリッドと実証実験、新潟県村上市と災害時の映像機材供給支援で協定締結と材料も相次いで出現している。

こうした中、政府は4月14日にカジノを含む統合型リゾート(IR)について、大阪府・市の整備計画を認定した。大阪市此花区の夢洲にオリックスと米カジノ大手のMGMリゾーツ・インターナショナルが合弁で設立した大阪IR株式会社が建設を進めることになる。セーフィーの第5位大株主にはオリックス、さらに7位大株主は関西電力となっており、その統合型IRで監視カメラ事業を受注する可能性は極めて高いと考えられる。ソニーネットワーク、キヤノンマーケティングジャパンも大株主。統合型リゾートはカジノだけでなく、ホテルや国際会議場なども併設され、まさしく監視カメラ需要が高い施設となる。2029年開業と収益は先のことになるが、建設地は2025年の大阪・関西万博が終わった後の場所で、まずは大阪万博向けの需要が加わってくる期待もある。カジノというインパクトの大きい思惑材料が具現化し始め、異彩高が期待できそうだ。