たかが電気のために・・・ | アナウンススクール物語

アナウンススクール物語

アナウンサーを目指す人の物語です

「たかが電気のために・・」これは、原発反対運動で、
坂本龍一さんがスピーチで言った言葉です。

わたしは、この集会の模様をUstream配信で
観ていたのですが、思わず涙がこぼれてきましたよ。

考えてみると確かにそうですよね、たかが電気のために
命を危険に晒すのか?と言いたくなります。
死んでしまっては電気もクソもありませんからね。


そんな言葉が、年末恒例の流行語大賞の候補になっているようです。

あまり軽んじては欲しくないのですが、みんなが
あの集会を思い出してくれることを願いたいですね。

今年の冬も寒くなるでしょうね、被災地を思うと胸が苦しくなります。


東京電力の対応も酷いですが、テレビも酷いですね。
テレビ局や芸能界と東京電力の関係性とはどういうものなのでしょうか。

芸能人や、アナウンサーも言いたいことを言えないものですから、
まったく今回の震災で腐った部分を見ることができましたね。

アナウンサーになろうと、アナウンススクールに通っていた学生が辞めたそうですよ。
そんな腐った社会には、とても行きたくないという理由で。

正しい。たかが電気、たかが利権、たかが金で腐る人間がいるなんて、
なんて悲しいものでしょうか。

そんな世界で生きている人たちが哀れでなりません。