身近な範囲くらいはね |  左利きの雑記。

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あまのじゃくが独特な視点と感性で日常を描いております。
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9月9日

ムーさんチは幸いな事に、台風当日から一時停電というのはあったものの、長時間の停電というのはなく、断水もありませんでした。

しかし、職場の方が停電になってしまいまして、仕事が進まず不便を強いられました。

が、翌日の14:30に無事通電。電気も水道も普通に使えるようになりました。

 

あと1日2日もすれば千葉県のほぼ全域で停電が解消されると、そう思っていました。

ところが日が経つにつれて3日伸び4日伸び。しまいには2週間以上なんて地域が。

 

なぜそんな事になったのか!そう、それは停電により通信が途絶えていたのが1つの原因。

各メディアなどが現地取材をする番組を見て、想像以上に甚大な被害である事が1週間経過してあらわになってきたのです。

 

さてそんなムーさんは職場も自宅もごく普通の生活が送れているわけでございます。何ら変わらないいつも通りの生活。・・・・・ですが。

実はスタッフの1人の自宅が未だ停電から復旧できていない地域なんです。

復旧予定日は27日(詳細不明)。つまり20日近い電気無し生活を送らなければいけないという事態になっているのです。

当然、本人だけの問題なら友人宅やネカフェ利用で快適に過ごす事ができてしまうのですけど、祖母が一緒に暮らしているとかでそうもいかないんだとか。

そして長男としての運命というか役割というか、食事確保係になぜかなってしまったようで。この8日間で家族の食糧代で4万円以上飛んでいるという。

そう、調理が困難なため、スーパーやコンビニで家族分の弁当を買う毎日が続いているそうです。もちろんカップ麺やレトルトカレーなども食べているようですが、そう毎日毎日そればっかりを食べ続けるわけにもいきません。

そこでムーさんはやっとw行動に移る事に。

というかもっと早くこの事態を把握していれば何かしら対策は取ったモノなんですけど、明日には復旧する!という認識でいたので、今日乗り切ればみたいな感覚で過ごしていました。

 

 

という事で支援物資を買ってきました。主に食べ物。

この買い物で難しかった所は。カップ麺を避けて、常温で保存ができ、洗い物があまり増えないモノという条件であった事。そして家族5人分。

なかなか難しかったです。というかかなり選択が限られます。

幸いガスは通っていたようで、湯を沸かしたり、湯煎をしたり、焼いたりくらいはできる環境。

なるべくコスパに考慮したため缶詰めは選びませんでした。まずは質より量です。

 

昨日コレを購入して、今日、本人に渡しました。

地区の話によると、20日には停電解消するなんていう話も出ているようです。でもすでに12日からそんな期待が持てる話が二転三転しているので、あまりあてにならない情報かもしれません。

 

倒木により陸の孤島と化したお宅や、周辺地域が壊滅状態の場所と比べると、こうやって近隣で物資が揃うという条件はかなり恵まれている方でしょう。

ムーさん集団行動が苦手なのでボランティアとかの活動はやりたくない人ですけど、せめて身近な範囲くらいはね。この程度の事であればやらさせて頂きます。

 

ただね。この逆の仕打ちというのは職場でありまして。東京の本社はさほど台風の被害は出ていなかったワケです。そして工場は製品がズブ濡れになったり壁が壊れたりと様々な被害があった中で、ボロい工場の破損はまだ良いとして、水に濡れた製品。そっちで何とかしてって姿勢。

本社からは誰も手伝いに来ない。少なからず被災地であり被害者である我々に対し、そうしておいてと指示を出すだけ。

・・・・何だろうね。この社風を作ってるのは社長なんだよね。今さら直るワケでもなし、ある意味諦めているけど、こんな何でも人(社員)任せな会社がウマくいくわけないんだよ。政治と変わんないよ。関係者に指示を出したからOKじゃないんだよ。