先日みーこさんから久しぶりに連絡が入ったんですね。
いったい何事かと思ったら、どうやら1年半前に2年越しで無事渡せたコインケースを紛失してしまったようで。1ヶ月くらい探していたんだけど見つからないという事で。でもお気に入りだったから市販のコインケースじゃ納得がいかなかったようで。また作って欲しいという内容でした。
(・∀・)まー何て嬉しいお褒めの言葉かしら!
だったらもっと良いモノを!と気持ちが張り切るのですが。
まったく同じモノがイイ!と。
Σ(;´Д`)まったく同じ!?・・・・もう型紙無いよ・・・。
何となくボンヤリとカタチは覚えているものの、正確なカタチや大きさなどは覚えていない。
なので、自分のブログを読み戻って見つけました!
コレだ!
という事でこのブログの写真をもとに、新規で型紙を制作。
久しぶりすぎるボックス型コインケースであったため、まずは深く考えずにプロトタイプを制作してみて、完成させられるかどうかを試してみました。
ハイこんな感じ。
理想をカタチにしてみましたって感じだったんですけど、地味に問題が・・・。
閉じた時に、思いっきりマチとフラップが当たるという事が発覚しました。
なのでコレに関しては
こんな感じでマチをえぐる事で対処出来たんですけど、このカタチはちょっと納得がいかない。
あと閉じた時に変なたるみが出来ちゃうのもダメですね。
こうやってプロトタイプで失敗した事で、当時開発していた頃にまったく同じ過ちを犯していた事を思い出しましたよw
そして色々思い出して完成させたのがコチラ。
手持ちの革の都合ですが、かなりガッチリしたモデルになりした。
カタチも小変更かける予定だったんですけど「同じカタチがいいの!」と推されまして。
当時のコンセプトを思い出しながら、なるべく同じカタチに仕上げました。
毎度毎度どの作品にも付けるムーさんのタグ。正直ムーさん自身も邪魔なモノだという認識はあるんですけどw何も無いとブランド感無いし、スッテンテンな感じも何か味気ないというか・・・。
金型による型押しだったらまだイイんですけど、普通のハンコを無理くり押しているもんで。
あんまり硬い革だと押せないんです。だもんでいつも型押ししやすい柔らかめの革を別で用意しています。
正直、全体的に硬いです。ただ、これくらい硬い方が経年劣化していった時のくたびれ感が出にくいので、長く育てるという意味では最初手強いくらいの方が育て甲斐があります。
というワケでプロトタイプも使用する分には支障無いので、両方合わせて贈呈します。
完成させて一安心していたら、
DVDを入れているケースの中から無事見つかったという報告・・・・。
・・・・・まぁ・・・・ひとまず無事見つかって良かったよね・・・・・。
コインケースは何個あっても困らないっていうし、職場用とプライベート用で分けたいって言うし。
むむむ無駄って事は無いよ・・・・w










