ポーターPXヘルメットバッグ |  左利きの雑記。

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主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

(・∀・)約2年ぶりのポーター新作ネタなんですけど、その前も2年ぶりだったので、ムーさんは隔年で吉田カバンを買うみたいですw

 

 

では、千葉くんだりから渋谷まで行ったけど、結局上野で購入したw

新規購入の吉田カバンを改めてじっくりご紹介したいと思います!

PORTER PX / 2WAY HELMETBAG

はい、今年の11月23日から全国のクラチカで販売されているモデルです。

 

何でこの中古品みたいなバッグが欲しかったのか。

実はこれ、一目惚れという短いスパンの話ではなく、前から欲しかったモデルでして。

リモデルによる再販シリーズなんです。

最初のPXシリーズが出たのは2011年の12月で、今から約7年前。

ムーさんが吉田カバンファンになったのが丁度6年前からなので、一応吉田カバンを知る前から出ていたシリーズではあります。

初めてPXを見たのは5年前に初めてクラチカヨシダ(現在のポーター表参道)へ行った時。

まだ色々と欲しいものがありすぎて迷っていた事もあり、気にはなっていたものの、購入までには至らなかったモデルでした。

その後、みるみると吉田カバンヲタクになりwあれよあれよとマニアックな世界へ突入。

そんな時に購入したのがポータークラシックのヘルメットバッグでした。

今でもツーリングに行く時、ゴツいカメラ持って出る時は必ずこのバッグを使用しております。

非常に利便性と汎用性が良く、ゴミ袋のように荷物をボコボコ詰められるので、ムーさんの中でヘルメットバッグというのは世界一使いやすいバッグだと自負しております。これを越えるバッグには未だ出会っておりません。

 

 

で、じゃあ何でヘルメットバッグ持っているのに新たに購入したの?って所ですね。

当時のムーさんはポータークラシックの仕事こそ最高のバッグだと思っていたんです。でも実は地味にPXにも興味が出ちゃいましてw特に直営店でしかお目にかかっていなかったシリーズだけに余計そう思うようになり、ポータークラシック購入から2ヶ月後に再びポーター表参道へ行ったんですよ。んでまだあったんですけど展示されていた色はネイビーだったんですね。それを物欲しそうにじっくり見ていれば当然店員さんが話かけてくるわけです。

ちなみにコレが現在のPR画像で

 

こっちが当時(7年前)のPR画像。

 

色以外の差はわかりにくいかもしれませんが、実は大きく違う部分が2つあります。

1つはポーターのブランドタグです。

拡大するとこう。わかりますか?ボロッボロでほぼ無いんですw

ポーターシリーズの中でもかなり異色のモノである事がわかると思います。

 

ここを当時「これボロッボロでスゴいですね。ウォッシュ加工でこんなになっちゃうんですか?」って店員さんに質問したんですよ。そしたら「いえ、コレはロゴだけをうまくボロボロに加工しているんですよ。ロゴを残し過ぎてもだめ、朽ち果てすぎてもダメで職人さん苦労したそうです。正直もうコレは作りたくないって言っていましたね(笑)」との話を聞きました。

そんな苦労話を聞いて俄然欲しくなっちゃいましてwでもすでにポータークラシックを持っていた事もあって非常に購入は悩んだんです。そして最後に自分に対して〝買わない理由〟でも付けようと思って「ん~これでカーキの方があったら欲しかったですね~。」って店員さんに言ったら。「もしかしたら在庫あるかもしれないんで、ちょっと確認してきますね。」ってバックヤードへ行ったんです。まさかと思いましたが結局在庫は無く、代わりにカーキのリュック型を出されたものの、欲しいのはヘルメットバッグだったので悩んだ末に購入を断念。ポータークラシックしか見えていなかった視野が狭い自分を少し恨み、売っていた当時に買わなかった事を後悔したんです。

 

それから5年。まさかの再販となったわけです!

( ゚Д゚ )これはもう神が我に与えたチャンス!逃してはなるまい!

 

でもね。当時のとは仕様が違ったわけですよ。

ここで大きく違う部分のもう1つ。サイズが違うんです。

7年前は46×49cmくらいだったと思うのですが、今回は43×44cmとちょっと小さくなりました。

これがイイのか悪いのかと言うとムーさんにとってはイイ!

ポータークラシックが47×46なので、ちょっと小さめが欲しかったくらいなんです。

 

という事で理由がめっちゃ長くなりましたが、こんな経緯で購入にいたりました。

 

 

ではディテール見てみましょうか。

まずPORTERのタグはボッロボロ仕様ではなく、小汚い感じの浮かないような色のロゴになりました。

これでダメージ加工の職人さんの負担が1つ減った事でしょう♪

 

 

ポーターの自慢は何といっても縫製です。これでもかっ!てくらい縫います。
ムーさんステッチ大好きなので、いっぱい縫ってあると嬉しいんですw

 

裏からの補強も忘れていませんね。頑丈さには徹底しています。

 

 

すでに色が剥げている金属部分。もちろんわざと。

わざわざファスナーの金属部分に程よくハゲる塗料が塗ってあるんです。

「使用感」「こなれた感」「実物感」に徹底して加工していますの。

 

 

雰囲気のために色が入っているだけなので、防錆とかではないですよ。

 

素材はコットンリップストップ。綿に裂け防止用のナイロン繊維が組み込まれた素材で、裂けに非常に強いため、キャンプ用品などによく使われる素材です。

 

ま~細かい部分はこんな感じですかね。

 

 

 

たぶんとっくに気づいたと思いますけど

ポケットの色が左だけ違います。これは欠陥・・・・という解釈でもあながち間違ってもいないものでして。

もともとこのシリーズ、ファティーグパンツ(軍用ズボン)をオマージュしたシリーズなんです。

物資が不足してくると、ロットぶれ(たぶん生産時期や調達場所のズレ)というのが生じ、部位によってちょっと生地の色が違う製品が出回っていたらしいのです。それを再現しているんだとか。

 

 

吉田カバンあるあるとしては、外見がシンプルで中がゴシャゴシャしてるポケットが多い利便性の良いバッグが多いです。

まぁでもコレは比較的シンプルな方かもしれませんね。内ポケット3つ。外ポケット2つです。

トートにやや近い感じもありますが、素材がクッタクタなので、この中に荷物がボコボコ突っ込めるんですよ。それがヘルメットバッグの良い所です。

 

 

ちなみにコレがポータークラシックのヘルメットバッグ。(正しくはヘルメットケース)

真っ白のナイロンに染色を施した面白い素材で、すべすべ柔らかで触り心地が良いのが特徴です。

 

 

実際に大きさの違いを比べてみました。

大した差が無いと思う人もいるかもしれないですけど、マチ(奥行き)が無いので荷物入っていないとペッタンコのバッグなんです。だからこの平面の大きさで容量が大きく変わってきます。

 

偶然か必然か。ナイロンと綿という似て非なる素材のバッグ同士なので、背負った時のフィーリングが違います。ナイロンはスルスルと滑るのに対し、綿は引っかかり(摩擦)が起きるため、ポーターPXは背中からズレにくい。でも荷物取る時ちょっと回しにくい。ポータークラシックはその逆で、歩いていると背中からだんだん脇にズレてきます。でも荷物出す時スルンと前に回せます。

どちらもメリットデメリットあって、この差がまた使い分けできてイイですね♪

 

 

(・∀・)もっともっとポーター欲しいけれど、身ひとつバッグばっかそう使い回せるものじゃないので、なかなか増やせないのがもどかしいですね。

 

 

また2年後かなw