本日の日経は米国市場引け後のメタやIBMの決算発表が嫌気されたことや、前日の急騰の反動やテクニカル要因などにより急反落しました。


週間展望では日経はダブルトップのネックライン水準では戻り売り圧力が強くなる、とお伝えさせて頂きました。

戻り売り圧力が高まったタイミングで、前日まではテスラやテキサスインスツルメンツの好決算で上昇していましたが、それが一転してメタとIBMは悪決算が発表され、テクニカル要因とファンダメンタルズ要因がリンクしたため、このような値動きとなりました。


この現象は個別株でも多発します。


今は特に国内も決算発表シーズンですので、決算発表内容のファンダメンタルズの変化とテクニカル要因が今回の日経の様にリンクしている銘柄を探して取引すると勝率、期待値ともに上がります。


株は美人投票ですので、テクニカル派、ファンダメンタルズ派の両方、更には私の様に両方が良い、と考える全ての投資家から美しいと思われる銘柄は、美人投票では上位にランクインする可能性が高まる、という理屈になります。


グロース250指数はいつも通り買い手不在の大幅反落となりました。





ドル円は155円をブレイクして15時現在は155円台後半まで更に円安が進んでおります。


今夜は米国GDPなど影響度が小さくない指標の発表がありますので、為替介入に要注意となります!


明日は今週のメインイベントデーで、日本時間、金曜日早朝の朝5時にはアルファベット、マイクロソフト、インテルの決算発表。


昼頃には日銀会合で、15時半からは日銀植田総裁の会見。


夜21時半はPCEデフレーターの発表があり、23時にはミシガン大学調べの期待インフレ率と、24時間気が抜けない1日となります。


◇情勢ソース