さて今日は週明けの株式市場の動向をチェック!
企業の今3月期上期(4-9月)決算ラッシュも折り返し地点を過ぎ、いったん悪材料出尽くしとなった今週(10月29日-11月2日)、日経平均株価の終値は前週比118円高の9051円に上昇した。注目されていた日銀の金融政策決定会合では、追加金融緩和の内容が市場の期待を超えるには至らなかったものの、1ドル=80円台までの円高修正を背景に、9000円台に乗せた。具体的な業績回復のシナリオを今後描けるようであれば、もう一段高も可能だろう。ただ、目先については、米大統領選を見極めたい。選挙後に米国の「2013年の財政の崖(がけ)」問題がクローズアップされ、日・米株ともに来週(5-9日)は上値が限定される可能性がある。
6日に行われる米大統領選では、現職の民主党オバマ氏と対抗馬の共和党ロムニー氏の支持率がきっ抗。2日午後の時点では、選挙人の予想獲得数で優位にあるオバマ氏再選と読む向きが多く、想定通りの結果となれば、株式市場にとって直接の好材料とはなりにくい。
一方、ブッシュ減税の期限延長に前向きなロムニー氏が当選すれば、株価にポジティブとの見方も出ているが、実際の反応は未知数だ。むしろ、短期的に重要なのは同時に実施される議会選挙だろう。
改選33議席を争う上院では民主党がやや有利に選挙戦を進めている一方、下院は共和党が勝利する公算が大きい。そうなると、いわゆる「ねじれ」は解消されない。選挙終了後に議会が財政の崖(年末の大型減税策の期限切れと、来年1月から始まる政府支出の強制削減)に直面する上で、ねじれ状態により生じる混乱は想像に難くない。
財政の崖による米経済への影響は、最悪の場合で13年の同国GDP(国内総生産)を4%超押し下げるとの予測もある。もちろん、その後の折衝次第で崖は乗り越えられようが、最も可能性が高い「オバマ再選・上院は民主党過半数・下院は共和党過半数」という着地では不透明感はぬぐえない。さらに、「オバマ再選・上院、下院とも共和党過半数」という結果になれば、「崖転落」のリスクは一気に高まる。ティーパーティー系議員が議席を伸ばせば、なおさらのことだ。
もっとも、財政の崖をめぐる展開を見極めるのは現段階で極めて困難といえる。しかし、少なくとも選挙を通過する来週に関しては、ひとまず米国株の上値が重くなると予想される。為替もドル安にフレる恐れがあり、日本株は逆風を受けそうだ。
一方、明るさを増しているのが中国。10月のPMI(購買担当者景気指数)は順調に景況感の分かれ目となる50を上回り、経済底打ちへの期待が高まった。8日には5年に1度の共産党大会が開催され、習近平体制に移行する。悪材料を先行して織り込んだコマツ <6301> などの関連銘柄は、既に景気浮揚を意識した動きに転じており、こうした流れは今後も加速する可能性が高い。
来週の日経平均は、米大統領選前までは為替や堅調な米経済指標(ただし、本稿執筆時は10月雇用統計発表前)を支えに9000円や200日移動平均線(2日は9070円)を上回る水準で推移するとみる。しかし、事前予想通りに「オバマ当選・ねじれ継続」となるのであれば、9000円割れが見込まれる。下限は8700円あたりか。
ただ、大統領選と議会選挙でいずれかの党の完全勝利となった場合は、財政の崖を回避、軽減できる期待が高まる。株式市場にとっては、「ロムニー勝利・上院、下院とも共和党過半数」という結果が最良ケースとみられ、この場合は日本株も急伸する可能性がある。
セクターでは、中国関連銘柄を選好したい。また、波乱展開に備え、薬品株も有望だ。このほか、不動産も堅調が予想される。企業決算は相対的に、値動きの軽い中・小型株が増えてくるため、高進ちょく率銘柄やアク抜け期待銘柄を決算発表前にマークしておくのも一手だろう。
こういった形でファンダメンタルな状況を踏まえながらしっかりとリスクヘッジしながら投資をしていくことが必要不可欠ですね。
初心者の方から長年株式投資をされている方、どなたでも
どのような相場でも勝利を収めていただけるよう
スナイパートレードは全力でサポートしていきます。
本気でこれから株式投資で資産を増やしたい方は、一度ご覧下さい。
スナイパートレード Explosion
HP:http://kabuocool.com/