お屠蘇
熊本では東肥の赤酒という名物があります。
これが子供のときは美味しいんですよね~
甘くて
親の目を盗んで、ちょいちょい飲んだりして
今回は、なぜお屠蘇が・・・登場するのかって話です。
後鼻漏×水毒によいハーブを探してたら
漢方では、白朮(びゃくじゅつ)がよいとのこと。
白朮って何?漢方を調べてると良く出てきます。
それで調べてみました。
そしたら以外に 「お屠蘇」に使われているとのこと。
時期的にもタイムリーじゃないですか
お屠蘇を飲んだからといって、すぐに水毒が改善するわけじゃないけど
やはり、意味があるんだなあ~と思いました。
寒い時期に飲むっていう意味が。
そして、お屠蘇の中味は何?と思ったわけです。
香りが漢方的だなって思ってはいましたが
それ以上は知らずに過ごしてました。
話題にのぼったこともなく
いまさらだけど何だろうって知りたくなりました。
お屠蘇の詳しいことも知らず
日本人として恥ずかしい・・・
こんなこと多いですよね。
知らないで生活習慣にしてること。
チコちゃんに叱られる・・・
「ぼーっと生きてんじゃねえよ~」
って怒られる
書き写しですがお屠蘇の説明を。
私みたいに知らない方もおられるかもしれない。
屠蘇とは、悪鬼を屠る、邪を屠り正気を蘇生させる意味。
屠蘇散や屠蘇延命と呼ばれる。
5~10種類の材料を配合したようなものを漬けこんだお酒。
唐の時代の中国より伝えられ
平安貴族のお正月行事に使われた。
江戸時代には一般庶民の口に入るようにまでなった。
地方によっては使用される生薬は違っていたりする。
主に6種類
白朮 オケラの根 利尿作用、健胃作用、鎮静作用
山椒 サンショウ 健胃作用、抗菌作用
肉桂 シナモン 健胃作用、発汗作用、解熱作用、鎮静・鎮痙作用
桔梗 キキョウ 鎮咳作用、去痰作用、鎮静作用、鎮痛作用
防風 セリ科ボウフウの根 発汗作用 解熱作用、抗炎症作用
陳皮 だいだいの皮 健胃作用、発汗作用、抗菌作用
お屠蘇には作法もあるようです。
家族全員、東の方向へ向く。
右側からお屠蘇を注ぎ、年少者から年長者へ進めていく。これは毒味でらしいです。
厄年の人は厄を祓ってもらうために最後に飲む。
風習って知ると面白いですね!