煮詰まってます・・・ | 油絵で歌舞伎! KABUKI OIL PAINTING

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絵師のはしくれ、西本竜雲のブログです。自分で描いた歌舞伎役者絵をこちらでご紹介させていただきます。ほぼ毎日歌舞伎関連のことを綴ってます♪★励ましのお便り、歌舞伎の役者絵(油絵)のご依頼等はryuun . kabuki . pictures@gmail . com まで♪←スペースなしで

皆さん、おはようございま~すラブラブ竜雲です。

踊りの名手の動きとは、こんなにも捉えにくいものなのでしょうか・・・ 
流れるようなので、ついつい心地よく見てしまって。

「喜撰」なんて何回観たかわからないくらい延々とリピートしている演目ですよ!
それなのに、なんと掴めないものか。滑らか過ぎて脳内リピートができないのです。

パレットも煮詰まりの様相です(笑)あせる

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ずーっと表情を直しているんですが、難しいのです~~あせる
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(ちなみにこれは昨夜「煮詰まった」とフェイスブックに載せたのともまた別物でございます)

顔の輪郭と目が、まだ掴めてなくて修正を重ねておりますあせる
頭の形も直さないとですね!目の紅も!
鬘と顔の境目も直したほうがいいですね。
鼻もかな・・・

口元かなぁ・・・おでこかなぁ・・・

何かが何ミリか違うだけで大きく変わってきます。

こうやって撮影してみると見えてくるものもございます。

私の絵が『ふわふわ浮かれ坊主』にならないのです・・・三津五郎さんはかっこいいですもんねぇ。
かっこいいイメージを持ったまま描いちゃってるんだろうなぁ。。。

三津五郎お兄さんといえば、「喜撰」は大好きで本当に素晴らしくて何回も観ているんですが、お顔とかお役のイメージといえばこんな感じですものね。(私の中では)

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それか「勢獅子」の鳶頭みたいなシュッとした粋で江戸っ子なイメージ。

もしくはダンディな現代劇でのお顔。

なかなかの難物、「喜撰」・・・
喜撰法師の可愛らしさが掴めなくて四苦八苦しておりますあせる

がんばろ・・・

ムズカシイです・・・あせる

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また観ることができる気がしてならないんです。
また何ヵ月か後には「喜撰」を踊りに歌舞伎座の舞台に立っていらっしゃるんじゃないかなって。
そう思う気持ちがやみません

桜の季節に一番見たい舞踊演目です。
毎年そう思うんだろうなぁ・・・桜咲く