2いつもの日常。いつもの授業。成績は優秀でもなく、劣等生でもなかった。発言することもなく、注意されることもない。先生が黒板に書いた文字を、ただノートに書き写す作業だった。つまらない。つまらない。何度つぶやいても、変わることはない。僕は単調な作業を繰り返す労働者だった。黙々と、続けるしかなかった。そうじゃないだと、教えてくれる教師や友人もいなければ、それを切に望む隠れた熱い想いは僕にはなかった。ただ、ノートに文字を羅列する。悲しい労働者だった。