かと言って、現実逃避して全てを投げ出す勇気もなかった。
理解できないまでも、一区切りできて安堵するが、苦難はまだ続く。
嫌気がさすが、授業が終わるにはまだ早かった。
つまらない。
つまらない。
期待する気持ちもなく、ただ吐き捨てた。
何度繰り返しても、変わらない。
口癖のようなものだった。
そのうち、心も折れるのかも。
自嘲的な想いがよぎり、嫌になって窓の外に目を移した。
相変わらず、空は曇っていた。
つまらない。
つまらない。
また作業に戻ろうとしたとき、空から静かに雪が降ってきた。
僕はその光景をじっと見ていた。
いつもとは少し違う、ほんの少しの変化。
でも、今はなにも変わらなかった。
僕は再び作業に戻るしかなかった。
そして一ヶ月後。
僕はこの世界からいなくなる。
今は何も知らず、作業を続けていた。
