読みにきてくださってありがとうございます!


昨日のブログでのせていた自家製レモンピール。

今日はこちらを使った極上パウンドケーキをご紹介します。


しっとり爽やか♪レモンパウンドケーキ


自家製レモンピール入りで爽やか♪

元パティシエが作る本気おやつです!これ、かなりの自信作であります。



このパウンドケーキ、パサつく…なんてこととは無縁の極上のしっとりさ!!

なんなら冷蔵庫で冷えた状態でもしっとりやわらかな口溶け♡



バターとレモンの爽やかな香りが口いっぱいに広がります。紅茶のおともに最高よー!

実はこのレモンパウンドケーキ、4年前くらいからちょっとずつ改良を重ねて重ねてやってきてまして。今回1番理想の仕上がりになったのでレシピ大公開でございます。ちなみにウチの母のお気に入りケーキ♪



自分でお店するならこれは絶対並べたい!それくらいの自信作です。…と、大口叩いてハードル上げまくっちゃったけど大丈夫かしら…。びびり



レモンピールは自家製でなくとも、市販のものでも大丈夫です。

ただ、生レモンの皮は入れる方が香りがぐーんとあがるので、国産レモンが手に入るならばぜひ入れてほしいです。



たまには手間ひまかけたおやつ作りも最高♡

とはいえ、ピール作りからケーキが焼きあがるまで1日…いやいや半日…いや1〜2時間あればできますので、休日にでもまったり作って楽しんで下さい♪



【材料】

バター…100g

きび砂糖…60g

卵…2個(100〜110g)

⭐︎レモンピール…40g

⭐︎ヨーグルト…20g

⭐︎レモン皮すりおろし…1/2個分

⭐︎レモン汁…5g

⭐︎はちみつ…10g

★薄力粉…100g

★アーモンドプードル…20g

★ベーキングパウダー…3g


【下準備】

・型にオーブンシートをしく

・バター、卵、⭐︎は常温においておく

・⭐︎を合わせる

・★をホイッパーでぐるぐるよく混ぜ合わせる


自家製レモンピールの作り方はコチラから↓

ピールを作る時に皮1/2個分と果汁5gをあらかじめとっておきました。



【作り方】

①ボウルにバターをクリーム状に練り、きび砂糖を入れて白っぽくなるまですり混ぜる。

オーブンを170度に予熱開始。


②といた卵を数回に分けていれ、そのつどよく混ぜる。


ツヤっとつながってから次の卵を入れます。



もしブリブリに分離してしまったら

粉を一部入れてぐるぐる混ぜ合わせ、つなげます。


③⭐︎を入れて混ぜる。

★も入れ、ゴムベラに持ち替えてさっくり混ぜ合わせる。粉っぽさがなくなってツヤっとするくらい。


④型に入れ、トントンと台の上に打ち付けて空気をぬく。両端をすりあげ、170度のオーブンで40分焼く。

10分焼けた地点で一度取り出し、真ん中にナイフで切れ目を入れる。


⑤割れ目に焼き色がつき、竹串をさしてドロっとした生地がついてこなければ焼き上がり。

台の上に打ち付けて蒸気をぬき、型から取り出し、温かいうちにピッタリ二重にラップをして冷ます。

このまま一晩ねかせる。


【ポイント】

★バターは無塩でも有塩でもどちらでもいいです。


★卵は冷たい状態だと分離しやすくなるので、必ず常温(寒い時期はちょっとぬるめ)のものをあわせます。

冷たすぎる時は湯煎であたためると◎


★卵が多く入る配合なので、おそらく最後の方は分離します。粉類をひとつかみくらい入れて混ぜてブリブリを消して下さい。


★卵の入れ方のコツ。

最初は卵を1/3量、次はそこからさらに1/3量、あとは少しずつ少しずつ…入れていく感じです。

最初の方は分離しにくいので、思い切って入れちゃっていいです。

入れるたびにしっかり混ぜるのを忘れずに!


★一晩おいた方がよりしっとり、味も馴染んでおいしいです。





バターを使うパウンドケーキの山場といえば、卵を入れるところだと思ってます。分離との戦いですからね…。

以下ちょっと分離についてのマニアックな話(読み飛ばしてもOK)↓
今回のレシピも、バターよりも卵が多く入りますので最後の方はどうしても分離してくるかと思います。
油(バター)と水(卵)は仲が悪いからです。

応急処置で粉類をいれるのは、粉が卵の水分を吸ってくれるおかげで、バターと混ざりやすくなるというわけなんですね。


「じゃあ最初に卵を一気に入れて混ぜて、分離しても粉入れてぐるぐる混ぜれば解決じゃーん?」

…と思うかもしれませんが、粉を入れたら出来るだけ手数少なく混ぜたいところ!

というのも粉にはグルテンが含まれており、混ぜれば混ぜるほど生地がかたくなってしまうのです。

なので、出来るだけ分離被害を最小限にとどめ、粉を入れてぐるぐる混ぜるのはあくまで応急処置!
そして処置に使う粉はなるべく少なく!
残りの粉はさっくり練らないように混ぜ合わせるのがベストなのです。

分離した地点ですぐ対応してつなげれば被害は最小限にすむので、パウンドケーキレシピでできるだけ分離させないように卵は少しずつ!!とよく書かれるのはそういうわけなんです。


まぁごちゃごちゃいうてますけれども、作り方はスタンダードな普通のパウンドケーキです。


材料も特別なものはなく、スーパーへいけばそろっちゃうものばかり。

そんな普通の材料が極上パウンドケーキに大変身するんですよー!


焼いている時から幸せな香り♪

おやつにさほど執着のない夫から、また焼いてほしい!といわれた、数少ない夫リクエストレシピです。それもどうなん



人へのプレゼントにもオススメなので、国産レモンが出回るこの時期に、よかったらぜひぜひお試しください♪





お菓子作り後の憂鬱…ホイッパーやらボウルの洗い物…あぁーーー…な時はこれ。

バターべっとりの洗い物にめちゃめちゃお役立ちでした!↓

モニターで使った時に感動した話↑



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