(4-5)優越感
彼女がスーパーのチラシを見せてくれた。 彼女がモデルになっていた。 |
「アルバイトで撮ったの」と少し恥ずかしそうに言った。 そのチラシを見た感想は一言、めちゃくちゃ綺麗で可愛かった。 |
| 顔、スタイル、知性、性格、どれをとっても満点の彼女だから当然かもしれない。 |
| 四国の美人コンテストに出場したら間違いなく、優勝するだろう。 |
| こんな美貌の女性と付き合っている自分はまるで夢の世界にいるようだ。 |
| 嬉しい。 |
| そんな女性と一緒に街を歩くと面白可笑しい経験が出来た。 |
男性は女性と一緒に歩いている時、前方から歩いてくるカップルの女性と自分の恋人を美 貌で比較する傾向がある。 結論から先に述べる。 彼女よりも魅力的な女性と出会うことは一度も無かった。 圧倒的に僕の恋人に軍配が上がった。 連戦連勝の女性だった。 |
| 男性が古から美人を傍に置きたいという気持ちが分かる様な気がした。 |
| それは美人と一緒にいる事は他の男性に対して優越感みたいなものを感じられるからだ。 |
デートで繁華街を歩いた。 翌日のことだった。 会社で同僚から、昨日は物凄い美人を連れていたね。 |
| お似合いのカップルだったよ。 |
| と、驚いた様に言った。 |
デートの現場を見られたとは、その時、僕はどんな顔していたのだろう。 彼女と一緒にいることが嬉しくて、デレーとした顔だったかもしれない。 少し恥ずかしくなった。 その場で声でも掛けてくれたらよかったのに、と思った。 彼は続けて言った。 |
| 「人ごみの中で、君たち二人だけが、特別輝いていたよ」 |
| と、羨ましそうに言った。 |
と言いつつ、「こいつ、あんな美人をどこで見つけてきたんだ」 と、言いたそうだった。
次回は(4-6)輝く美女です。お楽しみに
私の好きな曲vol.173( ケツメイシ : 夏の思い出 ) http://jp.youtube.com/watch?v=8Ke-0aHPnQs
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