感想:『火の鳥』「鳳凰編」 2021.4.14. | まことアート・夢日記

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夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

感想:『火の鳥』「鳳凰編」    2021.4.14.
徳村慎


この漫画を読み終わって、、、
漫画が漫画でないような、リアルな感動がある。
いや、本物の漫画は、そういうものなのかもしれない。

リアルな絵というのではないんだけど、しっかりとリアリティが伝わる。これが漫画の不思議なところだ。

茜丸と我王の2人を軸に話が進む。

結局、茜丸は、今で言えば、芸大卒で、我王は独学ってことになるのかなぁ?

茜丸のインテリっぽさも好きだし、我王の才能にも憧れる。

水木しげるは片腕で漫画を描く超人というか良い意味で妖怪だったけど、手塚治虫は、我王のようだ、と思っていたのだろうか?

でも、今読み返すと、いろんな要素を入れ込んでいて、我王=水木しげる、というわけではないと思うんだけど。

手塚治虫のデッサン力、デザイン構成力、ストーリーの組み立て方。。。化け物だなぁ。

後にも先にも、手塚治虫のような漫画家は、いないのだろう。

漫画は、、、

水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』(ちくま文庫)(角川文庫)
手塚治虫『火の鳥』『どろろ』
松本零士『銀河鉄道999』
大友克洋『AKIRA』
さいとうたかを『サバイバル』
矢口高雄『釣りキチ三平』
雁屋哲、花咲アキラ『美味しんぼ』
ささやななえこ『たたらの辻に』
山口かつみ『オーバーレブ!』
西原理恵子『ぼくんち』
古谷実『行け!稲中卓球部』『僕といっしょ』『グリーンヒル』『ヒミズ』
高橋しん『最終兵器彼女』
さそうあきら『ミュジコフィリア』
大塚英志、山崎峰水『黒鷺死体宅配便』(角川ホラー文庫版)
石塚真一『BLUEGIANT』『BLUEGIANT SUPREME』『BLUEGIANT EXPLORER』(続巻)

、、、を持ってるんだけど。。。
やっぱ手塚治虫は、圧倒的な存在だよなぁ。。。

これから買うとしたら、、、
気になる漫画は、、、

手塚治虫『ブラックジャック』
古谷実『シガテラ』『わにとかげぎす』『ヒメアノ〜ル』『サルチネス』
尾田栄一郎『ONE PIECE』
渡辺航『弱虫ペダル』
長田悠幸、町田一八『SHIORI EXPERIENCEジミなわたしとヘンなおじさん』
(、、、もちろん『BLUEGIANT EXPLORER』の3巻以降も買いたい。。。)

なんかだなぁ。。。
まあ、このあたりだなぁ。。。
全部は買わずに死ぬことになるかもしれないけど。。。(笑)
全て買うには時間が必要だからなぁ。。。でも、完結してない漫画『ワンピ』『弱ペダ』『シオエク』を買うのは勇気が必要だなぁ。。。

このうち、『ワンピ』と『シオエク』は、漫画アプリで読んでる。『弱ペダ』はアニメで途中まで観ている。

でもメタ漫画みたいな描き方が出来てるのは、手塚治虫『火の鳥』なんだよなぁ。。。
やっぱ別格だよなぁ。。。

メタ漫画の視点、有名映画や漫画などからのパロディ。

*『火の鳥』「鳳凰編」では、ねずみ男が出てくる。(笑)
矢口高雄もパロディが好きで、『釣りキチ三平』には、他の漫画の登場人物を出したりしている。
こういう漫画のパロディも手塚治虫から始まってるんだなぁ、と思う。。。

水木しげるは、日本画(山水画)や、風景写真からの細密画(ペン画)を描くから、これも、ものすごいんだけど。。。
手塚治虫も要所要所で描く風景画がすごい。

漫画の歴史に思いを馳せるほど、やはり、『火の鳥』は、すごかった、ということか。

さすが手塚治虫!


最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆