小説『左手のタッピング』 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

小説『左手のタッピング』
徳村慎


歩道に突っ込んでくる車。
M氏は小学生ぐらいの女の子を助ける。
その女の子は、元カノの娘だった。
M氏は右腕が車と壁に挟まれて、一生右腕を使えなくなってしまった。
音楽をやりたい。
左手だけでソプラノウクレレをタッピングする。
人に聴かせるなら、エレキウクレレにするべきか。
タコの足は8本だが9本には足りない。しかし、人間よりは、はるかに多い足を持つ。
過不足なんて、考えようでどうにでもなるんだなぁ。ミミズよりは多いだろ?
元カノに会ってソプラノウクレレを演奏して、M氏は語ったのだった。
これで元カノも安心してくれれば良いのだ、とM氏は思った。


最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆