徳村慎
宇宙船ムリヤワートに僕たちは乗っていた。
新たな惑星を発見して地上に降り立つことにした。
僕は宇宙服を着た人間だ。
そして仲間のパンダぽんが僕とともに降り立つ。
空は緑色をしている。
大気の成分が地球とは違うのだろう。。。
昼の月が2つ並んでいる。
衛星の数も違うのだろう。。。
オギャア、オギャア。
赤ん坊のような鳴き声がする。
鳥だろうか? それとも動物かな?
多足歩行ロボット・ゲジラに乗り込んで進む僕とパンダ。
あの鳴き声の正体を突きとめるんだ。
岩だらけの砂漠を抜けて、森に入る。
オギャア、オギャア。
鳴き声は近くなっている。
巣だ。
大きな鳥の巣。
そこにやって来たのは、鳥の頭をした人間だった。
鳥の頭をした人間はゲジラを棍棒(こんぼう)で攻撃する。
ゲジラの足を動かして鳥の頭をした人間にパンチしてやった。
オギャア。
鳥の頭をした人間が鳴いた。
するとわらわらと鳥の頭をした人間の仲間が集まって来た。
ゲジラは鳥の頭をした人間の群れに取り囲まれて、棍棒で攻撃を受けた。
金属の足が凹んだり曲がったりしてしまう。
このままじゃダメだ。煙幕を使って逃げた。
森を抜けて砂漠を走っていく。
鳥の頭をした人間の群れは馬に乗って追いかけてくる。
宇宙船ムリヤワートに乗り込む。空へと脱出する。
はるか下の地上では馬に乗った彼らが僕たちを見上げてオギャア、オギャアと鳴いているのだった。
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最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆