徳村慎
2019.7.16.
『美味しんぼ』24巻カレー勝負の4話まで読む。
手で食べると美味い。それは、おにぎりとか寿司だと当たり前なんだよなぁ。考えてみればカレーも手で食べれば美味いかも知れない。ただ、手でカレーを食べるにはテクニックが必要だろうから、難しいけれど。
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『釣りキチ三平』フライフィッシング編Ⅰの3/5。
釣りの通信講座という考えが面白い。釣りキチ三平自体が釣りの通信講座っぽいから、余計に面白いんだろうなぁ。
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本を読んだのではないが、ネットの情報を読んだ。
「貧乏でも幸せ」で検索した。
金持ちでも不幸な人もいる。というよりも、物欲=幸福だと勘違いしてる金持ちは、物欲を全て満たせるので虚しくなりやすい。
これは分かる。僕も、欲しい楽器をほとんど揃えてしまって買いたいCDも本も無いような状態の時に虚しくなった。それから、楽器の一部を売ってしまったら、売って後悔したけど、物欲が出て来たのも確かだ。安い楽器でも買えば満たされることを発見してからは、物欲の大切さも分かった。
でも、際限なく物を買い続けたら部屋が狭くなるので、ミニマリストは凄いな、と思う。そんなの本当の金持ちでしか不可能だ、と思う。でも、ミニマリストは金持ちなのに貧乏な(ローコストな)暮らしをするのだから、やはり凄い。
貧乏でも幸せを感じるには、生活保護などを利用する、図書館を利用する、散歩する、ストレッチや運動をする、睡眠をよくとる、Facebookなど他人の行動を見ない、あきらめる、貧乏なことを楽しむ(これだけ節約出来たと思って楽しむ)など。
生活保護以外は、やったことがあるなぁ。散歩とストレッチ、運動が効くのは、良かったよなぁ。また、はじめたい。。。自然と触れ合う散歩は、特にやりたいことだ。休みの日や帰り道に、1時間ぐらい楽器を使いながら自然の中を歩いたりするのが、理想だよなぁ。まあ、あくまでも理想だけど。部屋の中で窓を開けたフィールドレコーディングよりも、やはり野外で録音してみたい。
Facebookを見ないというのは、効き目が高い。
他人の行動に影響されるのは不幸なのだ。ニュースをあまり観なくなったのも良い。
2019.7.17.
『美味しんぼ』24巻カレー勝負。5話を読んだ。
インドのカレーには(スリランカのカレーのように)スパイスミックスは存在しない。
*『釣りキチ三平』フライフィッシング編Ⅰ、読了。
三平が新たな釣法でヤマメに挑む。。。自然豊かな中で釣りをしている姿は本当に羨(うらや)ましい。
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『永遠の仔』下巻3/4。
いよいよ小学校の卒業。退院が決まる。退院の日に霊峰に登山する。3人の計画では、そこで少女の父親を殺すことになる。
人をあやめる気持ち。確かに、少女を性的虐待から守るには、それしかないだろう。それでも人をあやめるというのは、後々までも心の傷になるのだ。
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『永遠の仔』下巻3/4。
登山に向かうバス。小雨が降るが、もうすぐ晴れるだろう。読者は少女たちが山に登ったのを知っている。
*『永遠の仔』下巻5/6。
大人になった少女。事件は起こる。誰が殺人事件を起こしているのか?……ひょっとしたら、少女の父親を殺したのも、モウルでもジラフでもないのか?
2019.7.18.
『永遠の仔』下巻8/9。
がーん。少女が父親を殺し、大人になってからの殺人事件はモウルが起こしていたとは!
なぜ、こんなに冷たい現実なのか。
3人仲良く未来に進んでいくというのでは、いけなかったのか。じゃあ、ラストは、どうなる?
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『永遠の仔』終章。
存在していたという事実すら、あやふやなものに変わってしまいそうだった。
確かに。僕の周りのいろんな人は存在していたのだろうか?
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『永遠の仔』読了。
母親は、夫を殺したのは私だ、と手紙で告白している。最後まで分からなかった。ジラフが最後の語り手になるのが良かった。想い出の場所を巡り、全てを捨てて、新たな人生に踏み出すところで終わる。それで良いのだ。感動なのか、それとも本を読んだ疲れか、達成感か分からないが、少し眠くなった。
本を読んで達成感がある、というのなら、どんな本でも良いのだろうか?……そうではない気がする。どれだけ主人公に寄り添えたか。それが小説の達成感につながるのだろう。
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『17音の青春2014』1/7読む。
レベル高いなぁ。。。俳句ってこんなことも詠めるのか、と感心する。文学だなぁ。
図書館で借りた俳句だと『ランドセル俳人の5.7.5』とか、『お〜い俳句』とか、又吉直樹の俳句とかも読んだけど、高校生の俳句はレベルが高い!……それでいて、みずみずしい感性もあって。。。
チョーク持つ右手の傷や夏深し
工作ばさみで髪切り雲の峰
十六夜やギターの弦を張り替える
この3句は、すごい好きだ。
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『17音の青春2014』2/5読む。
春星座魚も人も土の底
綺麗〜。女子高生が読んでるとなると、さらに綺麗〜。
あいつ今何してんだろしゃぼん玉
ひまわりの朽ち果ててなお猛暑かな
すごい。。。
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『17音の青春2014』読了。
最後に選者の俳句があるんだけど、難しすぎて何を書いてあるのかが分からない。やはり、その意味では高校生の俳句の方が、僕にとっては目指すべき現代の俳句に思えた。
さらに言えば、やはり又吉直樹の俳句のような自由律俳句になっていくのかな?……とも思う。
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図書館読書日記2019.7.19.-5へつづく。
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