俳句モドキ2019.5.16.
徳村慎
たっぷり眠って起きて波の音
カーテン揺れる風は柔らか
ネギ切って器に入れる母の手
切り忘れたボイラーを切る
徳村慎
たっぷり眠って起きて波の音
カーテン揺れる風は柔らか
ネギ切って器に入れる母の手
切り忘れたボイラーを切る
兄と喋って楽しかった
蚊取り線香買った母
曲がったバナナを食べる夜
休日にエレキギターを弾いて
眠る前1時間の句作かな
どうせ物欲尽きぬもの
ウサギの鼻の頭をなでる
白い蝶ツツジの花の蜜を舐め
ウクレレの弦のゆるさにふと寂しい
シンセの音消えれば初夏の虫の声
蕎麦すすり家族でなごむ
*蕎麦(そば)
兄と洗濯物を取り込み畳む
鉛筆の人生が長かったようで短い
安定剤飲んで眠るとしよう
月の光カーテンを青く染め
最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます。
(●´ー`●)